本を読む仕組みで楽しく企業再建ができた
- 橋本勝彦

- 9月13日
- 読了時間: 3分
昨日の続き。
僕が会社員時代に営業の部下に強制的に
読書をさせるしくみをつくったお話ですが、
赤字企業を再建する際に一番考えたかったの
人の教育です。
当日は小山昇さんの指導を仰いでいて
僕も何度も研修でお世話になりましたが、
日々、小山さんの考え方を社員に浸透させていく一人の
方法が読書でした。
会社の本棚には小山さんの本が沢山ありました。
営業が定期的に読書をするのを見た社長が
考えたのが、全社員に毎月一冊の読書、感想文の提出を
させたい、ということです。
もちろん、ただ言っただけで実行する社員はいません。
そこでスタンプカードを作って月末までに感想文を出すと
スタンプがもらえる仕組みを作りました。
スタンプは読書だけでなく、棚卸や忘年会など社内行事の参加や
外部の研修に参加してももらうことができて、
査定に反映します。
だたスタンプが溜まると年度末に数に応じて
旅行券と交換できる仕組みも作りました。
読書は強制ではありませんが、旅行券に変わると思ったら
通勤の電車などで本を読む人が増えました。
小山さんは沢山本を出版されていますが、書いている内容が
ぶれませんから、実は毎月読んでいたら感想を書くのは
かなり楽になります。
読書はどんな本でもOKでしたが、これに気づいた社員は
小山さんの本ばかり読むので社員教育にも最適でした!
社員が何かをやってスタンプをもらえる仕組みって
楽しく新しい事を導入できます。
先ほど書いた社内イベントには部署での飲み会や
半期に一度の上司との差し飲みも対象でした。
(差し飲みも部下が嫌がらないようにルールがありましたね)
こんな感じで改善の施策をイベントにしていくと
社内がどんどん変わっていきました。
現場は人が改善していきますが、
人を動かすにはしくみが必要です。
どんなにつぶれそうな会社でも社員は自ら動かない。
必死なのは経営者だけ(笑)
変な言い方をしますが、社員は確かにつぶれたら
嫌だけど他に行けばいいや、と割り切りもできますよね。
なので賞与も昇給もない会社でモチベ―ションを上げるには
「楽しい」とか「やりがい」を感じてもらうことを大事にしていました。
しくみは社員をしばる、というよりは
いい事を楽しく取り組めることを考えたほうが
長続きする、が実感。
あなたの会社でできることは何でしょうか?
実はしくみは個人でも作ることができるんですよ!
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