top of page

アリがちな勘違い

こんにちは。「あなたから買いたい!」を実現する、

まごころ営業コンサルタントの橋本勝彦です。



相手のお話をお聞きしていて、自分で言葉の意味を深く解釈を

してしまって、思考が複雑化してしまう、ということはないでしょうか?



お客様が気を使って遠回しにご要望を言ってくださるときなどに

ありがちな事です。



僕は基本的にシンプルに物事を考えるようにしていますが、

相手の方は当然、僕の考えなど知りませなんから

行き違いが発生しないように、そのままご要望を伝えていただくように

最初にお話するようにしています。


それはきっかけとなったエピソードがあったからなんです。



僕が30歳ぐらいの時の事だと思います。


社内でもAランクのお得意様を担当させていただき、毎週、バイヤー様と商談をしていました。


そのお客様では受注を頂いた商品の写真入りの契約書を

作成して提出していました。

受注は半年ほど前になりますから、商品の入荷予定が出ると

別のリストを作って納品可能日のご連絡をしていたんですね。


その時はサンリオのキャラクターが付いた子供用のサンダルの

発注を沢山いただいていて、4月中旬にはある程度の入荷が

終わり後は正式な納品指示を待っていました。


僕の会社ではお客様向けに商品を出荷して売り上げが計上される

しくみでした。



ゴールデンウィーク前には物量も多くなりますから、

お客様には早めに確定納期を教えていただくように

お願いをしていましたが、4月20日ごろ、バイヤー様より

電話が入りました。


「橋本さん、◎◎の商品と〇〇の商品って連休前に出荷できる?」

「折角の御依頼ですから、何とかしますよ!」

「4月中に納品したら、なんかいいことあるの?」

「それはゴールデンウィークに店頭に並びますから、お客様の行楽に間に合いますし、お店の方はどんどん売れてよろこびますね!

タイミングとしては最適です!」(優等生の答え)


「・・・いや、そうじゃなくて。俺にいいことがないかなって・・・」

「そうですね、バイヤーの売上も上がりますし、店頭で娘さん向けに

買ってあげられますね!」(優等生の答え)


「確かにそうだけど・・・いやいやそれと他に、今月に売り上げが

計上されたら橋本さんもいいんじゃないの?」

「そうですね!嬉しいです!倉庫も空くので物流も喜びます」


「(笑)もうはっきり言うわ、少し原価を下げてくれたら今月に納品しても

いいけど」


こんな会話(笑)



要は僕は売り場や消費者のメリットのお話をしていて、

バイヤー様は他社の商品よりも僕との契約商品を優先して

仕入れをするから少し契約原価よりも下げて欲しい、という

お話だったんです😅



普段の商談では僕には価格交渉はしにくい、と感じて

別の手を使ってきました😂


確かにその時期は出荷前の商品で倉庫がいっぱいになっていて

少しでも出荷をして売上につなげたい時期です。



それならば最初にストレートに言ってくれても良かったのですが、

気を使ってくれたのでしょう。


結局、少し原価の協力をする代わりに、他の商品の出荷もさせていただくことになりましたが、しばらくしてからも僕の優等生的な

受け答えは同業者でも笑い話になっていましたね😁


代わりに僕がまじめにお客様の事を考えている人、という

ブランディングにもなりました。



いずれにしても人それぞれで価値観が違いますから、

特に仕事の面でははっきりと確認をしておくことが

いいですよね。


また言いにくいこともストレートに言っていただく環境や雰囲気を

作っておくことも大切だなぁと思います。



お客様との関係だけでなく、先生と生徒、上司と部下でも同じです。

自分が思っていなくても気を使ってくれることがありますし、

これを聞いたらいけない、と思われていることもあります。


コミュニケーションって難しいですが、いつも気を付けたいことですね。


☆営業に不安のある方、営業に自信のない方向けにコンサルティングをさせていただいて

 います。理論だけでなく実践経験に基づいたサポートをさせていただきますので、

 具体的にやるべきことが分かり成果につながります。

☆企業研修にも対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

☆【無料】お試しコンサル(30分)ご利用ください!


◎お問合せは下記メールにてお待ちしております!

≪あなたの業績を上げるアイデア、あります。≫

【まごころ営業コンサルタント】

 有限会社種屋 代表取締役 橋本勝彦



最新記事

すべて表示
bottom of page