こんにちは。まごころ営業コンサルタントの橋本勝彦です。
僕は今は一人で仕事をしていますので、全部自分の事は自分でするのは当たり前、という感覚なのですが、実は会社員時代も同じように
考えていた時期がありました。
元々新入社員の頃から、自分のことだけではなくチームの雑用や
営業所の雑用まで声をかけられたらすべて対応していましたから、
幅広く社内のことが分かり自分で「できてしまった」んですね。
体育会系の会社のおかげていろいろと覚えられました。
今となってはいろいろな経験をさせていただいたおかげで
実際に仕事が動いている現場のことがよくわかりますので
ありがたい経験でした。
自分で何でもできてしまったので、後輩や部下ができてからも
誰かに仕事を頼むことがあまりできなくて、自分ですべてを対応していました。
新入社員が僕の直属になることも多かったので、
勝手に気を使って、残業などさせないで早く帰ってもらおう、と
考えていたことも要因だったと思います。
当時は残業代なんて出ませんでしたから僕が頑張ればいいと
思っていたんです。
別に部下を信用していなかったのでありません。
部下が18時には退社するのに上司は22時ぐらいまで
事務仕事をしている。
この環境が当たり前と思っていました。
それがあるときから、部下にどんどん仕事を渡すようにしたんです。
きっかけは仕事量が一人では対応できないぐらいに一気に増えたから。
中小企業の営業部長なんて、プレイングマネージャーですから
自分でSランクのお得意先様を担当しながら部下のマネジメントを
していたのですが、僕の仕事に新規開拓が追加されました。
そして会社の改革を進めていくうちに、web販売(楽天)やブランドを
作る仕事も増えてきました。
そこで周りを見渡すと頼りになる仲間、部下が沢山いることに
気が付いたんです。
部下に業務を依頼する、別の部署の部長に苦手なところを
甘えて助けてもらう😊
それでも元々が人に頼むのが苦手な人でしたから
遠慮がちに仕事をお願いしていたのですが、飲み会の時などに
部下からは、他の業務もやれますよーと言われ、
バックアップ部門の部長からはもっとわがままを言って
使ってくれていいよ、と言ってもらえました。
これは、とてもありがたかったですね。
仕事は一人でやっているのではありません。
これは逆の場合でも同じです。
部下は上司にもっと甘えていい。
上司は部下の為にいるのですから。
そして、また別の視点にも気が付きました。
それは、頼られた方、甘えられた方も「嬉しい」ということです。
確かに上司や他の部署に人に「●●のこと教えて」と言われたら、部下は悪い気はしませんよね。
僕なんて、すぐ上の上司が社長でしたから、社長ができない仕事を
頼まれたり、社長の代理でどこどこに行って欲しい、と言われたら
嬉しくなって喜んで行っていました。
これは以前聞いたお話ですごく納得したことと似ているのですが、
「プレゼントはもらった方も嬉しいがあげたほうも嬉しい」
普段はそんなことをしないのに、このお話を聞いたお客様の
本社にお邪魔する時だけは、お話を聞く前からずっとお菓子などを手土産にもっていっていました。しかも経費ではなく、自腹でです。
バイヤー様を初めて本社のスタッフの皆様が本当に喜んで
くれるので毎回、次は何を買っていこうか?なんて考えていましたね。
いずれにしても、仕事は人と人がつながって進めていくものですから、
周りの人を頼って甘えてみましょう。
頼もしい同僚って沢山いませんか?
社内営業、という言葉もありますが社内の人間関係が良好だと
皆、頼ってくれるのを待っているかもしれませんね。
普段から頑張っている人はきっと誰かが見ていて、
甘えてくれるのを待っていますよ!
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【千の極意を持つ研修講師】
【まごころ営業コンサルタント】
有限会社種屋 代表取締役 橋本勝彦
