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内と外でそれぞれやること

こんにちは。種屋の橋本勝彦です。


今日は店舗などで改善活動などをして業績を上げていこう、という時に、考え方のヒントになるお話しです。


5Sという言葉を聞いたことがあると思います。

製造業やサービス業などで職場環境の維持や改善をしていくときの

スローガンとして使われます。


このブログで何度か書いていますが、簡単に言葉の意味を説明すると

整理・・・要るものと要らないものをわけて要らないものを捨てる

整頓・・・必要なものがすぐに使える状態にあること

清掃・・・整理整頓された場所を掃除する事

清潔・・・整理整頓され、清掃された状態を維持すること

躾 ・・・挨拶、礼儀などのビジネスマナーなど

この頭文字のSを取って5Sです。


言葉の意味を知ると、この順番に並んでいる意味が理解できますよね。

不要なものが沢山散らかっている状態で掃除をしても

ぜんぜんきれいになりません😉


また余談ですが、人の心は見えませんから、まず目に見える整理整頓から始めていくことが改善活動の定着のコツなんです。


店舗などでこの5Sの概念で改善していくときに、

ちょっと注意をしたいことがあるんですね。

それは優先順位です。


まず社内、店内で最優先でやらなければいけないことは

整理整頓です。


お客様から見えないところは、一歩、一秒、一工程を削減していく。

具体的には、無駄な書類がないか?とか、導線が確保されているレイアウトになっているか?とか、一番売れる商品の在庫が取り出しやすいところに保管してあるか?とか。


特に在庫に関してありがちなのは、仕入れ元やメーカー別に

在庫スペースが決められていて、配置の変更が行われていない、

ということですね。

奥に棚にある商品が売れ筋になると、毎回奥まで補充を取りにいかないといけなくなります。

入荷した時にも毎回奥までもっていかなければなりませんよね。



そしてお客様に見える店内は、多少の整理整頓よりも

清潔を優先しましょう。

品群にもよりますが、ファッション関連の商品は

あえて効率化をせずに、ビジュアルを重視したディスプレイをする

場合があります。



僕がいた会社は社員教育の一環として、全社で徹底した清掃を

行なっていたのですが、毎日の掃除を徹底して行っていると

自分の感度も鋭くなってしまい、お店に入ったときに

ちょっとした汚れが気になってしまいます。


あるお店に入った時、いろいろな手続きをしていただいていたのですが、お店の方はパソコンに向かって作業をしてくれていて

多分、モニターとかは掃除されていたのだと思いますが、

パソコンの裏側、つまりお客様から見えるところが

ホコリだらけでした😅


手続きをしてくれている間、ずっとそのホコリを目にしなければ

ならない、という環境。。。


飲食店などでしたら、致命傷になりかねませんよね。


お客様はきちんと清掃されていないお店で買い物をしたいと思わないのです。


書いていて思い出しました。

つい先日の事、少し時間がありましたので、ビジネスシューズを見に

靴屋さんに行ったのですが、そのお店では、ビジネスシューズは

ホコリだらけでした😅

多分、スニーカーの方が売れるお店なので、ビジネスシューズの

コーナーは力が入っていないんだなぁと感じました。



5Sがすべて完璧にできればいいのですが、人の数にも、時間にも

限りがありますので、

内は整理整頓

外は清潔

この原則に沿って実践してみましょう!


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【千の極意を持つ研修講師】

【まごころ営業コンサルタント】

 有限会社種屋 代表取締役 橋本勝彦



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