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道徳の授業を受けました。

こんにちは。種屋の橋本です。


昨日は、月に一度の上の子の中学の公開日。


事前の連絡では3時間目の道徳は、ぜひ見に見て欲しい、という

内容でした。


天候が悪かったことや、公開日が2回目だったこともあり

うちの子のクラスでは見学者は僕を含めて二人だけでしたが、

参加させていただく気持ちで見学をしていました。


道徳のテーマは「いじめと差別について考える」ことでした。


なぜ、いじめが起きるのか?

そしてどうすればいじめがなくなるのか?


子供達はそれぞれ真剣に考え意見を出していました。


今はスマホを持ったりするとlineグループの中での

トラブルなども多いようですので、目に見えにくくなっていて

とても怖いなぁと思います。


我が家ではまだスマホを持たせていませんので、

いいのですが担任の先生は、持たないほうがいいかも、と

アドバイスをくれました。



僕が子供のころもいじめはありましたが、

なんか明るかったというか…わかりやすかったという感じがします。


中学生ですでに先輩、後輩の上下関係は厳しかったので、

触れてはいけない領域には近寄りませんでしたしね。


昨日子供たちの意見を聞いていると、

人と違った子がいるといじめにつながってしまう可能性がある、とか

ストレスを解消するためにいじめをしてしまうのではないか?とか

イライラすると誰かにあたってしまうのではないか?とか

いろいろな意見が出ていました。


今の段階ではどれが正解、とかではなく、

いじめをなくすために、相手の事を考えるとか、

自分でされるといやな事は他人にしない、とかを

考えられるようになってくれればいいかなぁと思いました。



以前読んだ本に、学習塾のお話が出ていました。

学習塾のクラスにいじめがあると、そのクラスの合格率は

下がるそうです。

逆にいじめがなく仲がいいクラスは合格率が高いと。


仲の良いクラスは、ゲームなどをしてさぼる子がいると、

お互いが注意し合うそうですね。受験が終わりまでは、

皆で我慢しようよ、と。


そんなことを思いながらハッとしました。


これって企業でも同じなのでは?


社員同士が仲が良く、風通しの良い会社は業績がいい、ということ。


社員の仲がいい、ということはお互いが相手の事を尊重している、

ということです。



以前、訪問した企業様からお聞きしたお話です。

その企業様は社内の雰囲気がとてもよく、電話の応対も

親切でした。また訪問した際に入口に手書きのウェルカムボードを用意してくれていました。


ただ、以前は社内のパートさんでいじわるをしたり、いつも陰で

人の悪口ばかり言っていた人がいたそうです。


普段、現場のことにあまり口を出さない社長様も社内の

雰囲気が悪くなっていくことに危機感を覚え、

会社の方針としていじわるやいじめ、悪口は一切言わないように、

ということを決めて、事あるごとに伝えたそうです。


明るく、楽しく働いてもらえる職場を作っていきたいと。


そんな思いがだんだん伝わり、社内の雰囲気は変わっていったそうです。そしていじめをしていたり、悪口ばかり言っていたパートさんは

居心地が悪くなり、去って行ったと。


社内の雰囲気が明るくなるにつれ、どうすればお客様に

喜んでいただけるか?を従業員の方が自発的に考えるようになって

実施するようになったそうです。

ウェルカムボードもその一つ。

誰かが指示したものではなかったんですね。



僕が以前、研修でお世話になった企業の社長様は

「部活みたいな雰囲気の会社をつくりたい」と言っていました。

社員はみんな仲良しで、でも仕事はきちっと行えるような会社です。


企業文化を作っていくことって、時間がかかります。

とくに「いい」文化は。

(「悪い」文化はすぐにできますが・・・)


ですから会社をこうしたい、と思ったときから

何かを始めていく必要があります。

スタートは早く方がいい。

早く始めれば、早く変化が起きます。


社内の雰囲気が変わっていくって嬉しいことなのです。


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