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褒めて育てる時代です

こんにちは。種屋の橋本です。


時代の変化と共に、人の育て方も変わってきます。


それぞれ育ってきた環境が変化していますから、

自分とは違う価値観をもった人たちを育てていくのは

大変なことです。


今は、人を褒めて育てる、ことが早く成長につながる、

と言われています。


先日受講したセミナーでは、人財育成のポイントは

「褒めて、認めて、アドバイス」だとお聞きしました。


人は褒められると、嬉しくなってもっと頑張れます。

(これは今も昔も一緒です。)


特に新入社員などは褒めることをしていかないと

モチベーションが下がってしまいます。


ある会社では、朝礼で相手のいいところを見つけあうということを

していたら、業績が上がった、というお話もあります。


どんな小さなことでも、いいところを見つけて褒める、ということは、

褒められた方にとっては、小さな自信の積み重ねになります。

自信がついてくるとどんどん実力を発揮できるようになります。


相手を褒める、ということは、相手の事に興味をもって

よく見ておくことが必要になります。

ですから、上司や先輩はみんなの目につかないような気遣いを

してくれた時など、しっかりとほめてあげるといいと思います。


事務所に落ちていたペンを拾ってくれた、とか、

電話の取次ぎが丁寧だったとか、気にしていると

何か褒めるポイントはあるはずですので、ぜひ、気にしてみてください。



できれば、上司の方は、部下の方や若手社員の方、全員に同じ回数、

褒めるように意識できたらいいと思います。


ある特定の人だけ褒めると、嫉妬などが生まれる要因に

なりかねません。

「A君だけいつも課長に褒められてる」 「Bさんはひいきされてていいなぁ」

と受け止める人が出てくる可能性があります。

それぞれ褒めるポイントは違うと思いますが、

今日、A君を褒めたらBさんもCさんも褒めるようにしましょう。


慣れないうちは、メモなどに部下の名前を書いておいて

その日に褒めた回数を書いておくと分かりやすいですね。


面倒と思うかもしれませんが、

上司と部下が、また部下同士の関係が円滑なチームをつくれたら、

もった成果が出せると思いませんか?

そのための第一歩になると思います。



僕が社会人になった27年ほど前は、

本当に最低限のことだけを教えてくれて、あとは現場で

慣れていくしかありませんでした。


たまに先輩に褒められるときは【きっと何か裏がある!】と

本気で思っていました(笑)

そして大抵の場合、本当に【裏】がありました・・・



とりあえず、外部の新入社員研修には行かせていただきましたが、

覚えていることは、名刺交換のやり方ぐらいです。


営業のやり方、アポイントの取り方や提案書の作り方、

商材の集め方などもすべて自己流で、まずやってみて

うまくいかなかったら、違うやり方でやってみる。。。


いろいろな失敗を重ねて、勝手に成長していきました。

もちろんところどころ、フォローしてくれた上司がいましたので

とても助かりましたが、今思うと、

この時期にかなり鍛えていただいたな、と感じて感謝しています。



基本的に人は失敗した経験を積み重ねることで

強くなっていくものだと思います。

失敗する、ということはチャレンジしたことの裏返しです。


ただ、失敗を恐れてチャレンジができなくなっている人が

多いことも事実です。


ですから、まず褒める事を積み重ねていって自信をつけていき、

少しずつチャレンジをさせてみる。

うまくいかなかったら、一緒に検証して改善策を考えていくことで

部下は成長していきます。



昔は学校も上司も厳しかったので、厳しく育ってきた方も

多いでしょう。


今は学校もそれほど厳しくはありません。

子供達はそれほど厳しく怒られ慣れていないと思います。


だから、いいところを見つけて褒めて育てる!


ちょっと意識してみましょう。



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