こんにちは。種屋の橋本です。
営業だけでなく、社会人にとって、
自分で体験したことは、将来の大きな武器なります。
自身のセールスポイントということもできます。
ただ体験だけを積み重ねるよりも、その時に遭遇した
場面場面で全力で対応することが大きな成長につながります。
そして社内ではたくさんの体験をした人ほど早く出世をします。
全国規模の企業ですと、将来の幹部候補の人はあちこちの支店を
歴任して、本社の各部署の仕事も体験するように人事異動を経験する、と聞いたことがあります。
若いうちはいろいろと経験をした方がいい、なんて言われたりしますが、歳をとってからでも成長できますので誰でもいろいろと
経験をした方がいいですね。
「年齢」はやらないことの「言い訳」です(笑)
会社では新しいことなどにチャレンジしたいとき、自分から手を上げる場合と上司などから依頼される場合があります。
自分でトライできることはドンドン挑戦すればいいのですが、
上司に頼まれやすい、というのはどうすればなれるでしょうか?
まず、いつも素直でいること。
素直じゃない人に頼み事をしたり、新しい仕事を依頼しないでしょう。
素直でいれば上司にエコヒイキされます。
エコヒイキされることは悪いことではありません。
(媚びを売るのとは違いますのでご注意を・・・)
そしてもう一つのポイントは、ちょっとヒマそうにしていること(笑)
これは仕事を順序よく進行させて、ゆとりを持っているように見える、
と言ってもいいでしょう。
あまりに忙しそうで、日々の業務にパンクしている人には
信頼していても頼みにくいものです。
そうそう、もしかしたら、いつも上司などに頼まれごとばかりされて、
「なんで自分ばっかり・・・」なんて思っている人がいるかもしれません。
上司は信頼できない人には頼み事はしませんよ!
あなたになら、任せても大丈夫と思って依頼してくれるのです。
自身をもって沢山引き受けて対応していきましょう。
僕が靴の会社で営業をしていたころ。
当時の会社は一度お得意先様を担当すると、10年以上も
担当替えをしない、という習慣がありました。
幸いにして僕は先輩の退社などがあり、また、毎年の個人面談で
数年おきに担当を変更していただくように会社にお願いしていたこともあり、沢山のお得意先様を担当させていただくことができました。
数年で担当を変えて欲しかった理由ですか?
実は、先ほどまでに書いていた経験を積む、という意識はなく、
単に「飽きてしまうから・・・」
結果として、お取引のあるほとんどのお得意先様の担当を経験することができましたので、管理職になって部下ができたとき、
とても仕事がしやすかった事を覚えています。
僕が管理職になってからは、全員が数年おきに担当を変えるように
変更したのは言うまでもありません。。。
ありがたいことに、その後、社内で新規開拓の部署ができたとき、
NET販売の部署ができたとき、ブランドを作ったとき、最初に
指名をしてていただき、いろいろな経験をさせていただきました。
(ブラントではデザインや中国の工場のチェックまでしていました。)
そんな経験が今の仕事に生きているのですから、
経験は武器になるなぁ、とつくづく思います。
経験をたくさん積むっていうことは、様々な角度から
物事を見られるようになるということでもあります。
そう、視野が広くなります。
視野が広くなれば、大抵のことは受け止められますし、
怒ることが少なくなります。
仕事ではなくても、どんどん外にでていろいろなことを体験した人の方がいつもニコニコとしていて楽しそうにしています。
もうしばらくはじっとしているしかありませんが、
家の中でパソコンなどを使っていろいろと試してみるいい機会ですね。
今しかできないことを、ぜひ、やってみましよう。