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セミナーで自分の現在地がわかる

こんにちは。種屋の橋本です。


弊社のセミナーでは、事前に資料を配布することがあります。


その資料はところどころ、キーワードのところが

空欄になっています。

そして皆さんに(時間があれば)できるだけ空欄の答えを

事前に自分で考えて埋めていただくようにお願いをしています。


もちろんな、強制ではありませんし、オンラインなので

チェックもできませんし、しません。。。



これはいくつかの目的があって、こうしているのです。


営業のセミナーであれば、今、自分がどのぐらい「営業」という仕事の

やるべきことを意識しているか?を考えていただくことです。


毎日の仕事をしていると、やれなければならない業務などが多く

本来の営業のやるべきことができているのか?というチェックが

あまり出来なくなってしまうと思います。


とくに社歴がまだ短い方は先輩、上司からいろいろと雑用を

頼まれます。

雑用をしながら覚えることも沢山ありますから、どんどん引き受けた

方がいいと思いますが、その雑用も最終的には

お客様の為の仕事です。


セミナーの資料を事前に見て空欄の言葉を考えることによって、

本来自分がするべきこと、将来的に自分がするべきことを

考えるきっかけになってもらえれば、と思っています。



そして次の目的は、自分が考えた答えと、セミナーで聞いた答えの

差を確認することです。


これは、どちらが絶対に正解、ということではなく、

もし違っていれば、

「そうか、そんな考え方があったんだなぁ」とか 「ああっ確かになぁ」

といった気づきを得ていただくことがとても大切です。


また自分の考えた答えと合っていれば、

「やっぱり、それでよかったんだ」と自信を持つことができます。

そして理解がさらに深まります。



セミナーをなどを受講すると、こういった穴埋めの資料をいただくことが

良くありますが、できるだけセミナーの前に

自分で一度、考えて答えを入れてみることをお勧めします。


開始前の5分ぐらいで入れることはできると思います。


思いついたワードを入れるだけでも、そのあとのセミナーへの

集中力が変わりますし、先ほど書いたようにセミナーの内容への

理解が深まります。



セミナーを主催する側からの観点でも、

空欄だらけの資料を事前にお渡しするメリットがあります。


実はオンラインのセミナーはお申込みしていただいた方の

実際の参加率がリアルに比べると低いのです。


有料でしたら皆さん参加されると思いますが、

無料のセミナーでは、お申込みだけいただいていて

何も連絡がなく、 参加されない方が多いですね。


オンラインセミナーは気軽に参加できて、気軽にキャンセル…


事前に空欄だらけの資料をお渡ししておけば、

なにが正解か?空欄には何が入るのか?気になる人がいるので

参加率が上がります。


これにはセミナーの大枠の内容を事前にお知らせすることに

なりますので、タイトルにひかれて申し込んだ人が

資料を見たら、自分が思っていた内容と違った、とキャンセルする

というリスクも伴っています。


ただ、その人にとっては、参加してもらってもお役に立てない

可能性が高いと思いますので、キャンセルになったら、

その人の時間を無駄にしなくてよかった、という風に考えて

実際にご参加いただいた皆様のお役に立てる事を

頑張った方がいいですよね。



オンラインのセミナーでは資料自体を配布しないことも多い感じがします。その分、画面をじっくりと見ていただけますので、

理解度が深まったりします。


先日、受講したカメラマンのセミナーでは、きれいな画像を

沢山使いプロジェクターなどで映すより、オンライン向きだな、と

思いました。



セミナーって、大きな受講目的は、何かを学ぶこと、また、

気づきを得ることだと思います。


事前に資料などあれば、積極的に参加してみて

理解度を深め、お役に立てていただきたいなあと思います。

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