こんにちは。「あなたから買いたい!」を実現する、
まごころ営業コンサルタントの橋本勝彦です。
今日から日曜日まで、夏休み企画として（笑）
僕が今まで体験した心霊体験を書いてみようと思います。
すべて実話です。
前回までのお話で書きました仲間達は予備校で知り合ったのですが
これはスキーよりも半年前ぐらいの夏のお話です。
夏期講習が一段落して、ちょっと息抜きをしよう、と言うことになり
当時、運転免許を持っている友人の車でドライブに行くことになりました。
僕は行先などよくわからないまま、誘ってくれたので後ろの席に
ちょこんと乗って窓の外を眺めていました。
なぜか、夜11時頃の集合でしたので、非日常な雰囲気に
ワクワクしていました。
そう、行先を知るまでは。。。
予備校生ですから、高速道路に乗るお金がありませんので、
車は一般道をどんどん西に進みました。
そしていつしか、車内の話題は霊感スポットや霊感体験の話に
なりました。
もう夜の12時を過ぎていました。
街の明かりが少なくなり、少し寂しい所を走っていたと思います。
僕は道はわかりませんからどの辺にいるのか?わかっていませんでした。
話題はあるトンネルに関することになりました。
どうもそのトンネルの山の上には火葬場があり、
トンネルには「出る」らしい、と。。。
先に答えを言ってしまうと、僕達が向かっていたのは、
関東では有名な心霊スポットの小坪トンネルでした。
僕はオカルト系の話にはとても興味がありますが、
信じすぎてしまうため心霊スポットなどは怖すぎるので
行かないようにしていましたが、車に乗せられたままでは
逃げようがありません。
いろいろな小坪トンネルでは目撃談など、知っている話を
それぞれが話しながらだんだん近づいていきます。
今思うと、スマホもない時代にどこからそんな話が伝わって
来たのでしょうか?
実際に行ったことのある先輩から聞いたり、テレビや雑誌などで
見たのでしょうか?
前方にトンネルがうっすらと見えたときに直感で
(ここは行ってはいけない・・・)
今更、車を降りるわけにはいきませんし、そこで降りてみんなが帰ってくるのを待つのもかなり怖い気がしたので、
背中がぞくぞくするのをこらえながら、おそるおそる外を見ていました。
トンネルが近づくとだんだん皆の口数が少なくなり、いよいよトンネルの入り口に差し掛かりました。
運転していた友人は強がっていて、
「ちょっとここからゆっくり走るから何か見えたら教えて」なんて言っていました。
このぐらいから僕が考えていたことは
(霊がとりついたりしないように。。。)
頭の中で必死にちょっとしか知らないお経を唱えていました。
(南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経・・・)
いよいよトンネルに入った時、運転していた友人、助手席の友人、
そして左後ろに座っていた友人が揃って小さい声で
「あっ」
そしてまた無言。
車はそのまま走り続けてトンネルの出口へ。
僕は運転席の後ろに座っていて何も見えなかったのですが、
トンネルを抜けて暫くして車を止め、先ほど声を上げた三人が
顔を見合わせています。
「見えた?」
「誰かいたよな」
僕は皆を怖がらせようと思ってわざと変な事を言っていると思いました。
それにしては雰囲気がおかしいですし、空気が異常に重い・・
ナビなどはない時代ですから車はUターンをしてきた道を引き返すことになりました。
そして帰りは何もなくトンネルを抜けました。
帰りはなんとなく口数も少なく、いつものアホな仲間たちの会話も
ありませんでした。
都内に入り、朝、電車が動くまでファミレスで時間をつぶすことになり
やっとホッとした雰囲気になりました。
話題は先ほど行ったトンネルの話になりまして、
「えっ皆見えてなかったの?」と言って数人が青い顔をしています。
その三人は先ほどトンネルに入った時、小さな声を出した友人達です。
それで何が見えたのか?聞くと
「トンネルを入ってすぐのところに女の人が座ってた。。。」
夜中の2時ぐらいに心霊スポットに座っている女の人??
僕には見えなくてよかったです。。
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【まごころ営業コンサルタント】
有限会社種屋 代表取締役 橋本勝彦
