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名刺の使い分け

こんにちは。種屋の橋本です。


オンラインでの出会いが多くなり、

名刺交換をする機会って大分減りましたね。


先日、久しぶりにリアルの異業種交流会とセミナーに行ったのですが

名刺交換が、なんか懐かしい感じがしました。



異業種交流会などでは、いくつかのお仕事をされている方も多く、

名刺を同じ人から何枚か頂くことがあります。


10種類の名刺を持っている方もいました。


名刺を複数枚持っている方は、2つのパターンに分類されます。


一つは、いくつかの会社のエージェント的なお仕事をしていたり、

いくつかの事業をされていて、それぞれの名刺を作られている方。


このタイプの方は一度に2枚とかの名刺をいただくことが多いです。

多分、僕の仕事を見てどの名刺を渡せばいいか?考えて

渡してくれていると思います。

ありがたいのですが、ちょっと難点があり、

連絡先がそれぞれ違う場合、どちらにご連絡をしていいか?

分からないことが多いのです。


僕はお名刺をいただくとお礼の葉書を書く習慣があるのですが、

どちらに送っていいのか?わからない・・・


最近は2枚いただくと、その場で所在地を確認して、さりげなく

普段はどちらにいらっしゃるか?お聞きするようにしています。



名刺を複数枚持っている人のもう一つのタイプは

同じ業務なのに渡す相手や場面によって、使い分けている

パターンです。


実は僕もこちら。


僕の場合は中小企業様向けに、営業強化のサポートを

させていただくことを仕事としていますが、

名刺は3種類持っています。



一つは、「コンセプ゛ト」を大きく表示して、何をしている人か?が

分かるような名刺です。


多くの場合こちらをお渡ししています。僕の名前や社名は

すぐに覚えていただかなくてもいいので、何をしている人に会ったか?

何かの時に思い出していただければOK、という名刺です。


二つ目は、ある特定の場面でだけお渡しする名刺です。

会社で行っているサービスの詳細と連絡先が大きく書いてあります。

これをみると具体的に何をしてくれるのか?

何を書いてどこに連絡をするとサービスが受けられるのか?

すぐにわかります。


そして三つめは、かなり限られたある人達にだけお渡しする名刺です。

この名刺には、営業強化に付随する考え方などが

まとめて記載されています。

これを見ると、営業強化だけでなく、企業が利益を上げていくために

現場をどうやって変えていくか?がすぐにわかります。



このように、相手や目的によって名刺を使い分けることで

小さい紙面を活用して相手に覚えていただく、とか

お問合せにつなげる、とかできるのです。



僕が前職の靴屋さんだった時も名刺は2種類持っていました。

一つは、会社の名刺。通常はこちらを使います。

老舗企業でしたので、創業〇〇〇年、と記載していました。

新規開拓などもしていましたので、お客様に老舗企業、と

感じていただくことで信頼にもつながりました。


たまに、お客様の方から

「弊社はおかげさまで90周年を迎えまして・・・」とご挨拶いただいた

時に、僕が出した名刺には創業3ケタと書いてあるので

気まずい感じになったことがありました。


どちらにしても勝ったとか負けたとかではなく、永く企業を

続けていることは素晴らしいですよね!



もう一つ、持っていた名刺は、ブランドの名刺です。

展示会などでお配りするもので、ブランドにかかわっていた

チームのメンバーだけ作っていました。


名刺のデザインは靴の箱と同じものにして、ブランドイメージを

覚えていただくようにしていました。

社名は裏に小さく記載していて、よく見ないと分からなかったと思います。


展示会場で会った知り合いなどから、よく

「会社かわったの?」と言われていました。


ブランドをスタートした時に、当時の会社の業界内での

イメージを変えて、新しい販売ルートを開拓したかったので

うまく活用できたと思います。



名刺は相手の方と最初にコンタクトする大事なツールです。

おしゃれな名刺を沢山いただきますが、デザインが素敵でも

何をしてくれる人なのか?がわからなければ、

折角の機会をビジネスにつなげることができません。


チャンスはどこにあるか?分かれませんので

名刺もうまく使って、生かしていきたいですね!


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