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適材適所

こんにちは。種屋の橋本です。


企業で働いていると、自分で好きな部署に異動したり、

仲のいい人ばかりの部署に移動したり、ということは

自分で決められない場合が多いですよね。


特に社員数の少ない中小企業では、そもそも部署の数が

それほど多くないですから、社長や人事を決める責任者の方は

ご苦労されていると思います。


○○さんと▲▲さんは、仲がいいとか、悪いとか、

□□さんは内勤だけど、実は営業向きなんじゃないか?とか

いろいろと考えてしまいますね。


場合によっては本人のやりたいことと、会社のやってほしいことの

間にギャップがある場合もあります。


会社では、全体の人員が決まっていますから、

業績を上げていくために、どのような人員配置にしていくか?

大いに悩まれるところだと思います。




今はいろいろなツールなどがあり、個人の特性などを

数値化したりして、潜在的に得意なことや従業員同士の相性を

分析できたりします。


先日お会いした方も台湾で開発されたツールを使って

適材適所の人員配置をして従業員の力を発揮してもらい、また

部署としても効率化を図ることをアドバイスされていました。



僕も一時期、採用の手伝いをしていたこともあって

いろいろなツールを試していますが、今回お聞きしたツールでは、

易学とか東洋哲学の概念が入っていることが

他にない特徴だったと思います。


どんなツールをつかったとしても、共通の願いは、経営者や人事の方が、従業員の「力」を発揮するために使って欲しい、ということです。


何か人事権のある人にとってマイナスな結果が出てしまったとしても、

その人には他のいいところが沢山あるはず。


人はいいところをドンドン伸ばすと、悪いところは

見えなくなるものです。


いいところを生かせるような仕事をしてもらえれば、

本人もやりがいをもって仕事ができると思いますし、

企業にとってもプラスになります。



以前、書いたことがある気がしますが、

僕は25年営業をしていてそのうち15年は部下をもちマネージャーも

兼任していました。


営業、というと、社交的で、場を取り仕切るのがうまくて・・・

というイメージはありませんか?


実は僕は真逆(笑)


どちらかというと、一人が好きで、人見知りをします。

社交性はあまりないんですね。

ただ、好奇心が旺盛なため、新しいことが大好き。

なのでいつも新しい人や事に出会える営業という仕事が

楽しい、と思っています。


こんな風に本人の特性の中でもある部分を伸ばせば、

お客様を喜ばせたり、新規開拓を沢山したり、できるのです。




適正能力を診断するツールは採用に使うことも多いですね。


多く場合、人を採用するときは履歴書と面接、エントリーシートなどで

判断していると思います。


僕もたくさんの提出書類をみて、面接をしてきましたが、

実はこれだけではどんな人かわかりにくく判断できませんでした。


履歴書やエントリーシートは何か見本を見て書いてくれたという

感じがすぐにわかってしまいます。


面接もみな同じ答えばかり・・・


個性を感じる方が少なかったように思います。


企業としては適正能力を図るツールなどを使って、もう少し

その人がどんな人なのか?わかっていると安心だと思いました。


また本人の適正だけでなく、経営者だったり幹部との相性とかも

診断できるツールがありますので、参考にされるといいと思います。

とくに中小企業にとって、お金をかけて採用活動をして

やっと入社して育てていても、数年で退職してしまったら、

大きな損出ですよね。


生涯雇用の時代ではなくなっていると思いますが、

折角のご縁ですから、永く一緒に働きたいものです。



「人を見る目」は自分の好き嫌いになってしまうこともあります。


科学的なツールで客観的に人物像を見てみて、

「いいところ」に注目して力を発揮できるといいですね。


企業にとって「人」はかけがえのない財産だと思います。





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