対応が早いって素晴らしい
- 橋本勝彦
- 2020年11月9日
- 読了時間: 4分
こんにちは。種屋の橋本です。
仕事の改善は早く手を付けると、早く成果が表れます。
ただ、多くの人が改善をしよう!と決意しないとなかなか手を付けられませんし、決意してもなかなか手を付けられないものです。
僕は今まで、いろいろな企業様を見てきましたが、
お客様からしっかりと支持をいただいている企業様は
総じてこういった改善が早いですね。
お客様への対応が早いことは当然として、内部の改善が早いと、
会社はどんどん良くなっていきます。
何か気が付いたときに、その場で対応できる社員が多くなってくると
企業は本当に強くなりますよね。
簡単なことで言うと、目の前にゴミが落ちていたら、
すぐに拾えるかどうか?
大切なことは行動を起こすスピードです。
ビジネスにおけるスピードとは、早く始めること。
速く走ることではありません。
実はその前の段階で、気付くか?というステップがあります。
目の前のゴミに気付かない感性でしたら、ゴミは拾えないですよね。
またゴミが落ちていておかしい、と思えなくても拾うことができません。
こういった感性を磨いていくのには会社で計画的に掃除を
してくといいのですが、今日は改善のスピードのお話を
お伝えしたいので、詳細は後日改めてしますね。
例えば会社にマニュアルなどがあるところもあるでしょう。
マニュアルやチェックリストはどんな仕事でも作成することができます。
書類の書き方、機器の使い方、システムの入力の仕方…
大切なことは、マニュアルなどを使ってみて、もっとこうしたほうがいい、と気づいたら、その場でチェックリストを改善してしまうことです。
感性のいい会社は気が付いた社員がその場で訂正をしていきます。
また、社内の整理整頓をして、物の置き場所を決めたりしますが、
もっといい場所が見つかったら、すぐに動かす事などもいいですね。
「しくみ」とかって環境がいつも変わりますので、改善にはゴールが
ないのです。
もっといい方法が思いついたときに、あとでやろうと思っていても
忘れてしまったりする場合がありますので、
結局その場ではちょっとだけ面倒でもすぐにやってしまった方が
いいのです。
先日の事、ある仕事で出張したのですが、その場で使う機材が
不足していました。
勿論、機材を受け取ったときにすべてを確認しなかった
僕に落ち度があるのですが、依頼した会社からすると
機材がすべて入ったスーツケースを渡していますので、
事前に確認があるべきだったのだろうと思います。
その場では、手元にある機材でなんとか対応でき、大きな問題はなかったのですが、夕方その会社に行くと、不備があったお詫びと共に、
機材を用意する際のチェックリストができており、すぐに運用を始めることをお聞きしました。
大切なのはこういったスピードなんですね。
これは個人でも同じことだと思います。
たとえば、電車に乗っていて席が空いていたから座っていたら、
次の駅でお年寄りが乗ってきたとしましょう。
その時に、何も考えずにパッと席を譲れるか?ということです。
誰かが譲ってくれるだろうと、とモジモジしていたら、
席を譲るタイミングがわからなくなってしまったりします。
何かの本で読んだのですが、こういったときにすぐに体が動くのが
一流の人。いちいち考えずに行動をしています。
自然に体が動くようになるといいですよね。
それには習慣化ができるといいのですが、習慣化をするには
同じ事を何度も繰り返すことによって身についていきますが
電車で席を譲るトレーニングはできません。
ですから周りの事が気にできるようなことを
習慣化するといいと思います。
それには、普段から脱いだ靴をそろえる、とか、
椅子から立ったら、イスをしまうなどを気にして行うようにすると
感性が変わってきます。
これは、実は整理整頓ができるようになるための最初のステップと
同じなのですが、こういうことって子供の頃によく言われていたことですよね。
今になって思うと大切なことだったんだなぁと思います。
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