今日はアピアランスについて。
ビジネスの世界では、アピアランスは
「身だしなみ」といった使われ方をします。
先日のブログで第一印象が大切、と書きましたが、
相手といい関係を作っていきたいなら、アピアランスにも気を付けたいものです。
では、なにをチェックしたらいいのでしょうか?
業種によって、基準はいろいろとあると思いますが、
自分の業種、職種に合っていること。
そして肝心なのは、「相手に不快感を与えない」とうことす。
ある業種では、営業の男性がピアスをしていたら、
顧客に悪い印象を与えてしまうかもしれません。
でも、男性の美容師さんがピアスをしていたら、ファッションと
とらえる人が多いでしょう。
企業向けの営業職の場合、チェックする項目は最低限、
以下のようなことが上げられます。
男性の場合(スーツ着用)
髪・・・ボサボサではないか?フケはでていないか?
耳鼻・・・きれいか?毛が出でいないか?
シャツ・・・しわだらけではないか?襟や袖が汚れていないか?
ワイシャツの下に派手なシャツを着ていないか?
スーツ・パンツ・・・シワシワではないか?
ネクタイ・・・シワ・汚れがないか?
靴・・・汚れていないか?
靴下・・・スーツの色と合っているか?
(例:濃色のスーツに白の靴下はNGなど)
ネガネ・・・レンズがきれいか?
爪・・・清潔か?
女性の場合(スーツ着用)
(上記の該当する項目の他に)
ストッキング・・・派手なカラーの物ではないか?
靴・・・スーツに合うものかどうか?
爪・・・派手なマニキュアでないか?
アクセサリー・化粧・・・派手なものではないか?
勿論、職場によって基準はいろいろとあっていいと思います。
自分から見て、こんな感じの人に営業に来られたら、
ちょっと嫌だな、ということをなくしていくようにしましょう。
あなたの事をどんな人か?判断をするのはあなたではなく
対面した相手なのですから。
アピアランスはちゃんと教えてくれる会社、
教えてくれない会社があります。
特に中小企業の場合、あまりアピアランスで口うるさくしても
社員に面倒くさがられる、という理由からでしょうか、
最低限の事さえも教えていないようです。
特に新入社員の方には、基準とか目安をきちんと示してあげた方が
本人も悩まないで済むのでいいのかな、と思います。
僕が以前、働いていた会社では、普段はカジュアルな服装で
勤務していたのですが、年に一度、来賓を招待しての
式典を行っていました。
ホテルの部屋を借りての厳格な式典です。
服装に関しては、最初は男性、女性とも、スーツで、としか
アナウンスをしていなかったのですが、各自が自分の基準で
判断をして参加してしまったため、一部の社員で、
・白のワイシヤツの下に派手なサーフTシャツを着てしまって、
柄がスケスケ・・・
・紺のスーツに真っ白の靴下(中学生みたい)・・・
ということがあったため、翌年から、その日だけは、
服装に関して細かい規定ができました。
分かっているだろう、と思っても、それぞれが考え方が違うし、
受け止め方も違うので、肝心な場面ではルールが必要、と感じました。
Comments