こんにちは。種屋の橋本です。
人が何か行動をするときに、行動を妨げる要因となるものは、
(余計な)先入感なのかな?と思います。
例えば、親からいつも外国は怖いよ、と言われて育っていたら、
外国に行くチャンスがあったときに、すぐに動けずにチャンスを
逃してしまうとか。
こんなことってあちこちにありそうです。
私生活でしたら、何か新しい体験のチャンスを逃してしまうだけですが、仕事の場面でマイナスな要因は少しでも作らない方が
いいと思います。
また変な先入観があると判断基準ができてしまい、本質を見逃してしまうことにもなりかねません。
僕が会社員時代にもこういった経験を沢山しました。
例えば、先輩がある商品が凄く売れる、と聞いてお得意先に
お勧めし、受注をいただきました。
そして「売れる」という思い込みで強気の数を出して発注したら、
思ったほど売れずに沢山の在庫を抱えてしまう、とか。
冷静に考えれば、A社様で売れていても、僕の担当させていただく
B社様とは売り場も客層も違うので、データは参考程度にしかなりません。
こんな経験を繰り返したので、現在は
人からいろいろと聞いていると、自分の判断が鈍ってしまうことが
あり、これが一番良くないかなぁと思っています。
事実と事実ではないことの判断をしていかないといけませんね。
まず現場に入ってみて自分で判断できるようになれると
一番いいのだと思います。
人によってタイプがいろいろあり、
何かを始める時に周りの人にいろいろと聞いたり、
webで情報を集めたりしないと不安なタイプもいれば、
よく考えていなくても動けるタイプもいます。
僕はすぐに行動をしたいですし、行動できなくなってしまうことが
嫌なのでできるだけ事実ではない情報を知りたくないと思っています。
好奇心が強く、まずやってみたいタイプです。
やさしいとか、こわいとか。
おいしいとか、まずいとか。
あついとか、さむいとか。
きれいとか、きたないとか。
これって判断する人の基準で話されますので、
自分の基準とのギャップがありますよね。
ですから、人の意見に左右されない方がいいと思います。
ビジネスにおけるスピードって、速く始めることです。
ですから、いつでもすぐに動けるように、動きを止めるような
情報はない方がいいと思うんです。
先日もある人とお話しをしていて、その人は仕事の一環として、
あるところから講師としての講演依頼を受けたい、と思っていました。
僕はそこでは頻繁に講師をさせていただいています。
それでどうやれば、講演依頼をされるようになるのか?という相談でした。
そこで、講演の提案をしたか?聞いてみると何もしていない(笑)
なんでか?と聞いてみたら、webで調べると、講演の売り込みが
多くて、講演依頼を受けるのは、大変だ、と書いてあったからと。
僕はそこにはふつうに電話をしてアポイントをいただき、
企画書を提出し、講演依頼をいただいています。
その人は先入観が邪魔をして行動ができなかった。。。
僕は、情報を取る前に電話をして商談をすることができた。
これだけの差です。
勿論、企画書には工夫をしたりしていますが、行動できたことが
成果につながっています。
これは僕の今までの体験で、動いてみたら成果につながることが
多い、とわかっているから動けているのです。
確かに、中に何が入っているのか?わからない箱に
手を入れるのはこわい。。。
ただ手を入れてみなければわからない事も多いのも事実です。
人の意見よりも体験の方が多くの事を学ばせてくれます。
まずやってみること。
その先に何があっても成長につながります。
☆弊社への研修のご依頼、お問合せなどは下記までメールにて
お願いいたします。
(有)種屋 代表取締役 橋本勝彦
Comments