こんにちは。「あなたから買いたい!」を実現する、
まごころ営業コンサルタントの橋本勝彦です。
相手の顔を立てる、とか相手の方のメンツを守ると言いますが、
普段、どれぐらい意識しているでしょうか?
よく相手に敬意をもって接する、と言ったりしますが、これは
顔を立てる、とかなり似ています。
僕が昔からいつも考えているのは、この相手の顔を立てること。
ですからこの流れで言ったら相手の方はどのように感じるだろうか?
をいつも考える習慣があります。
と、いうことは相手の方に喜んでいただけるように心配りをする事に
なりますから結果的にとても喜んでいただける、と言うわけです。
いつも相手の立場や気持ちを考えられるようになると
初対面の方にも好印象を持っていただけるようになります。
そういえば、僕がよく対応していた大手の量販店様との
商談やクレーム対応なども、この顔を立てることを考えていると
いつもうまくいきました。
この対応を失敗してしまうと、後々に響いてしまうこともあります。
もう20年以上前のお話ですが、大阪で展示会があり営業課の社員の
殆どが出張で商談に行きました。
年に3回行われるのですが、大阪では仕入れの量が多くて
古くからお付き合いのあるメーカーさんが宿泊の手配をしてくれていましたので、新大阪のホテルに泊まっていたのですが、仕事が終わり、
食事の時間になると幹部社員はそれぞれ懇意にしているメーカーさんと食事に行き、お客様と同行している社員は一緒に食事に行きますが
それ以外の一般社員はそれぞれどこかに飲みに行っていました。
その時はホテルのロビーに5人ぐらい集まり、何を食べようか?
話していたところ、ホテルの宿泊を手配してくれたメーカーの
常務がたまたまいて、
「よかったらこのホテルのレストランのビュッフェにいく?」と
声をかけてくれました。
たまには御馳走してくれるというのでありがたくいただくことになりました。
レストランに入り、それぞれ料理をとったりしていましたが、
その常務は幹部との食事がありますから
何も頼まず、少しお話をして「じゃあゆっくりしていってね!」と言って
お店の方に会計をお願いしたところ、人数が違うので
直してほしい、と店員さんに言いました。
常務はすぐに出ていくつもりでしたから
人数はカウントしないように言っていて、隣の席に座っておしゃべりを
していたのですが、会計をすると自分までカウントされていたようでした。
店員さんに聞くとどうも話しながら誰かがとってきた料理を
一口つまんだようなのです。
それを見ていてひとり分の料金を払ってください、と言われたんです。
その常務は毎年3回の展示会でお客様用とスタッフ用として
80室ぐらいの客室とホテルの宴会場を予約する大口のお客様。
ホテルの支配人やレストランの責任者などもつながっていた、いわばVIPです。そして僕達若手社員とはいえ、お客様の前でメンツをつぶされた、と感じたんですよね。
確かにビュッフェで一口でも食べたらカウントされるのは
分からなくないのですが・・・
いずにしても、ちょっとしたことで自分の言い分を貫くよりも
相手の顔を立てておくと、相手もそれを感じますから
いい関係が作れる行くとも多いと思うんです。
その根底にあるのは未来の売上、、、ではありませんよ。
ここを間違えてしまうと大変です。
大切なのは目の前の方への敬意です。
敬意があるから失礼のないように立ち振る舞うんですよね。
これってマナーにも通じると思います。
マナーの悪い方は自分の事しか考えていない。。。
そんな風に感じてしまいます。
ビジネスだけではありませんが、人と人のつながりで
社会が成り立っていますから、
相手の顔を立ててwin-winの関係になれたら素敵だと思いませんか?
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【まごころ営業コンサルタント】
有限会社種屋 代表取締役 橋本勝彦
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