こんにちは。種屋の橋本勝彦です。
会社の中で何かをするときに、順番って決まっていますか?
例えば会議で発言するときや朝礼などで
各自がコメントをすることもあるかもしれませんね。
この順番を意識するだけで、アイデアの量が増えたり、
社内のコミュニケーションがよくなったり、施策がうまくいくようになります。
最初に一番よくないケースを書いておきます。
それは誰の発言中であれ、「口をはさむこと」です。
発言を最後まで聞けないことは相手の方を認めていない、と
受け止められますのでやめたほうがいいでしょう。
よく見かけるのが、部下の報告や発言中に上司が
口をはさんで部下の発言を否定したりすることです。
その上司と部下とは最悪に関係になってしまうことがあります。
例えば会議などで全員から意見を聞きたいときはどうすればいいのかというと、発言の順番を職責の低い順にすることです。
最初に上司が話してしまうと、反対意見を言いにくくなってしまいます。
また職責の低い順に発言することで、後の順番の人は、先に発言した後輩よりももっといいことを言おうと意識しますから😁
人の教育にもなりますよね。
最後に取りまとめる上司は部下の発言を否定していくことではなく、
すべて聞いたうえで自分の考えで何かを決めればいいのです。
部下の意見を聞く、ということとその通りに決めることは別ですから。
「みんな、意見をありがとう」と一言いえばいいでしょう。
また会議でアイデアを沢山出してもらいたいときは、
付箋の活用がいいでしょう。
一人一人に発言してもらうよりも多くのアイデアがでます。
みんなの前で発表すると各自が勝手にブレーキをかけて
当たり障りのない意見が多くなってしまいます。
僕が会社員時代はテーマを決めて無記名で付箋を書いてもらっていました。
時間を決めて一人最低10枚とかノルマを決めて。
あらかじめその会議でアイデア出しをすることが決まっているときは
事前に予告をしておくと進行がスムーズになります。
たまに部下の一人しか書いていないアイデアでも、面白いものがあったら、書いた人に詳細を聞き、みんなからも意見を聞いて発展
させて採用、ということもありました。
社内のすべてがこの順番でいいかというとそうではありません。
部署などで新しい施策などをするときは逆の順番です。
以前書いたかもしれませんが、会社の環境整備の研修で
素手でトイレ掃除をすることになりました。
大便器は一つしかありませんので、誰から行うか?というと
一番職責の高い人です。
トイレ掃除は営業の責任者だった僕が最初に行いました。
部下は最初に上司が体を張っているので嫌だと思っても
断るわけにはいきません。
また営業部内で、初めてロールプレイングをすることになった時も、
最初に僕がやりましたね。
慣れていないと仲間の前でセールストークの台本を読むのは
恥ずかしいのですが、自分がやっていないのに部下に
「ヤレ」とは言えません。
たまにお聞きするのは、とりあえず若手からやらせておいて、
順番が職責上位に回ってくる頃にその企画がなくなっている、とか😅
これは最悪ですね。
上司に対する不信感だけが残ります・・・
いずれにしても、部下が発言しやすい環境を日ごろから作っておくことが上司の役割です。
風通しの悪い組織は市場から退場することになりかねません。
部下が自分の意見をしっかりと言えることで自分がその組織に
必要な人間なんだ、と体感してもらう事も大切なんですね。
これ、若手だけの事ではありません。
先輩方の経験に基づいた意見もとても貴重です。
新しいものがすべて正しいわけではありませんから。
上司は自分がより正しいと思える判断をするために
意見を聞くのですから、みんなに教えてもらうつもりで
お話ができるといいですね!
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有限会社種屋 代表取締役 橋本勝彦
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