こんにちは。種屋の橋本勝彦です。
部下でも子供でも、何かを覚えてもらうときには、まずやらせてみることから始めます。
最初はどうしたら良いか?わからないので軽く説明をしますが、
何かを身につけるためには大切な時間です。
そうは言っても会社には効率化という
課題もありますし、作業は同じ品質で行いたいのでマニュアルを作って活用するといいのですが、「考える」体験をしないと成長が遅くなります。
そして、意図的に部下に色々な体験をさせていく事は上司の大切な仕事です。
なんて書いていますが、この事に気がつくまでは、僕は何でも自分でやってしまう人でした。
良くないのはわかっていましたが、教えるなら自分がやってしまったほうが早い、と😅
直属の部下をつけてもらっても、全然仕事が減らない時期がありましたね。
部下に仕事を任せる事ができていませんでした。
部下を育てるためには、まず自分でやってみせて、
次に部下と一緒にやってみる。
そして一人でやらせてみて見守る、という段階があります。
見守る期間を長く取れると部下の成長がわかりますので、成長に合わせて任せる仕事のレベルを上げていく事ができます。
上司は部下の管理が大切な仕事ですから、見守り⇒管理という形で
部下と一緒に走っていきます。
僕もそうでしたが、少し仕事を覚えてくると
自分のやり方を試してみたくなったり
仕事の中での自由が欲しくなる場合があります。
僕の場合はありがたい事に上司から好きなようにやっていい、と言っていただいていましたので、ある程度、自由に仕事をしていた気がします
上司はそっと見守ってくれていました。
おかげでのびのびと成長することができました😊
自由に仕事をする、というととても響きがよく、自立していて
かっこよく感じますが、この自由を勘違いしてはいけません。
会社員にとって自由に働く、ということは好き勝手なことをすることでは
ありません。
自社の目標を達成する為に会社のルールの中で自分でやり方を創造して仕事をする、ということです。
僕が働いていたのは問屋さんでしたので、メーカーさんから商品を仕入れさせていただいて販売をしていくのですが、若い社員が自由に
商品を仕入れて、売れそうもない在庫が山積み、なんていうことが
ありました。
そう自由には必ず責任が付いてきます。
自由に仕事をする条件は「結果」を出すことです。
先ほどの例で言えば、自由に仕入れをするのであれば
自分が責任をもって全部販売をする、ということ。
部下に自由に仕事をさせる環境を作ってあげたければ、
上司が責任をとる覚悟をする、という事なんですね。
また自由度は立場によって変わります。
一番自由なのは社長です。
経営の責任をすべて背負っている代わりに何をしてもいい。
社員に頑張っている背中を見せて業績を伸ばすのも自由ですし、
遊び呆けて会社をつぶすのも自由です😅
逆に一番、自由度が少ないのは新入社員ですよね。
会社の事は何もわかりませんので、上司・先輩に聞くしかありません。
その代わり責任もゼロです。
そう、自由と責任は比例します。
いずれにしても、働きながら、小さくてもいいので、成果を出していき、
信用を積み重ねることで、上司の信頼をいただき、任せてもらえる
仕事の範囲が増えていきます。
僕が自由に仕事をさせていただいたのは、それまでの結果の積み重ねがあったからです。
自分が部下を持つようになったときによくわかりました。
もっとのびのび仕事をさせてあげたい部下もいましたが、
結果の積み重ねがないので、その部下が自由にジャッジできる範囲は広くなりませんでした。
信頼を一気に得ることはあまりないので、
一つ一つの積み重ねをすることが大切ですね。
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有限会社種屋 代表取締役 橋本勝彦
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