こんにちは。種屋の橋本勝彦です。
人がいつも同じ話ばかりをすると、耳にタコができる、と
言いますが、子供の頃、オクトパスの方のタコだと
思っていて、なんかニュルニュルしていて嫌だなぁと思っていました😆
タコって小さな穴にもそっと入っていくようなイメージがあって
耳の中にも入りそうだ、なんて。。。
(想像してしまった方がいたらすいません・・・)
この何回も同じお話をするって、とても効果的なんです。
皆さんもありませんか?
両親がいつも言ってたとか、おばあちゃんがいつも言ってた。
先生がいつも言ってた。
しばらく時間が経っていても覚えていることってあるのではないでしょうか?
会社の朝礼などで上司がいつも「報・連・相」を徹底して、、、
なんて言っていますが、大切なことは定期的に言い続けないといけません。
言わなくなったとたんに「もうやらなくていいんだ」という解釈を
する人が出てきます。
僕の会社員時代の大先輩は報告が苦手で、自分で判断して物事を進めてしまう職人タイプの営業だったので、朝礼で「報・連・相」を言われて、面談などで「報・連・相」を言われ続けて、いつも怒られている感じでした。
そのうち仲の良かった僕に「ホウレンソウが食べれなくなってきたよ」
なんて愚痴をこぼしていました。。。
(ギャグみたいですがホントノハナシです🤣)
それからしばらくたった後のことですが、会社では方針を細かく手帳に記載をして配布することにしました。
会社全体の方針、お客様に対する方針、営業に関する方針、
経費に対する方針、クレームに対する方針、社員に対する方針・・・
会社の考え方を社員に浸透するためには、勉強会などする企業も
ありますが、勤務中に時間を取りにくいので、手帳に書いて
毎朝の朝礼で方針を一日一つずつ輪読をしていました。
これは会社のルールブックとなっていましたで、社員は何か迷ったときは手帳に書いてある方針に従って行動をすればいいことになります。
毎日毎日輪読をしますので、自然と内容が頭に入ってくる、という
効果があります。
細かい内容までは覚えていなくても、確かどこかに書いてあったよ、
ということがよくありました。
社長や幹部が思い付きで話すのとは社員への浸透度が違います。
何度も聞くと覚えていくって、CM見ると効果を実感できます。
同じフレーズを何度も聞くうちに、
商品名やキッャチコピーを覚えてしまうことはよくありますよね。
そして売り場でその商品を見つけると思わず手に取ってしまうんですよね。
こう考えると、人に影響力を与えるのは、時間ではなく回数だとわかります。
人と人が仲良くなるには、長時間一回会うよりも、短時間でもいいから
何回も会うと効果的です。(ザイオンス効果といいます)
ここまでは上司が部下に方針を伝えたりする場面を想定して
書いてきましたが、人対人。
たとえば違う部署の部長同士で打ち合わせをする際などには
注意が必要です。
相手に理解しにくい、とか相手に伝わっていなかったのではないかと
思って同じことを何度も言うと、相手によっては
「ばかにしてるの?わかったけど」なんて思われることがあります。
親切心とか丁寧が仇となってしまうんですね。
ですからこういった場合は、同じことを繰り返して言わずに
「ここまでで何かご不明な点はありませんか?」と聞くようにしましょう。
部下に対してでも同じです。
社内では部下ですが、一人の人ですから、自尊心を傷つけないように
心づかいをして会話をしましょう。
いずれにしても社内でいいことを定着させるためには
(どれだけまた言ってるよ)と思われても言い続けることです。
トップや上司がいいと思ったことの種を植え続けること。
時間はかかりますが、芽が出て花が開きますよ!
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【千の極意を持つ研修講師】
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有限会社種屋 代表取締役 橋本勝彦
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