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執筆者の写真橋本勝彦

相手に伝わる話し方のコツ

こんにちは。種屋の橋本です。


実は僕、テレビショッピングに出演したことがあります。。。

生中継で3回も!


前の会社で靴のブランドを作って販売していた時です。


ちょっと特徴のあるデザインで機能性も優れていて、

価格もお手頃の靴でしたので、

テレビ向きの商品だったのだと思います。


展示会では、何度かテレビショッピングのバイヤー様から

お声はかけていただいていたのですが、テレビで靴を販売する

イメージがわかず、お断りしていました。


その後にご縁があった商社の方からいろいろと教えていただき、

一度やってみようということになりました。




商社の方に間に入っていただいたので、テレビ局との手続きや

事前の準備などはお任せできたので、

こちらの準備は、商品と演出と、「人」です。


実はこの企画は僕が出演することが前提で企画が

進んでいました。


それは、放送はライブなので、商品の事を誰よりも知っていて

ナビゲーターの方に何を聞かれても自分の言葉でお話しができないといけなく、また、自分で考えたブランドでしたので商品に対する思いも放送で伝えて欲しい。そんな理由でした。



そのブランドは、コンセプトから、企画デザイン、販促や営業、

そして生産していた中国の工場のチェックまで僕がかかわっていました。

というか、中国の生産現場の実際の管理以外は、

ほぼ、僕一人で動いていたブランドでした。


(さすがに木型などは先生のアドバイスを沢山いただきましたが)


ですから、商品のことは何を聞かれてもすぐに答えられるし、

思い入れも沢山ありましたので、テレビ局の方から見ても適任でした。



そのテレビ局では、ゲスト(僕の事)として出演するには

半日かけての研修とテストがあり、テストに合格しないと出演することが出来ません。


僕が参加した日は12,3名が参加していました。


研修は、出演する際の注意点、例えばハデハデな服装をしない、とか

姿勢だとか、アクセサリーの注意だとか。


そして言ってはいけないことのお話。

これは「絶対にヤセル!」とか効果に関する表現の注意や

敬語の使い方などだったと思います。

美容系などは特に表現の仕方に制約があるようでした。



そしてテレビ局の教育担当の方に実際に話しているところを

見ていただくテストです。ロールプレイングですね。


ナビゲーター(番組を進行してくれる方)と一緒に

持参した商品を5分間放送と同じように販売します。

事前の打ち合わせは数分です。


参加者と試験官の方の前でお話しします。


まず一度、順番で自己紹介とロープレをして

試験官の方から、それぞれアドバイスをいただきます。

そのあと各自が30分ぐらい練習をして、いよいよテストです。


参加者の中には、全国を講演で回っている方がいたり、他局で出演経験があったり、とお話しのプロと思える人もいらっしゃいました。


順番にロープレをしていき、その場で試験官より合否を告げられます。

合格した人は、もっと良くなるためのアドバイスをいただき、

不合格の人も次回の再テストに向けたアドバイスをいただきます。


僕の順番は最後でしたので、全員のロープレに参加したのですが、

僕から見て、とても上手にお話しされていた方がバンバン不合格に

なっていきます。。。

合格された方は数人だったような気がします。


ロープレが終わると帰っていいので

だんだん人数が減ってくるんですね。

そう、僕のロープレは僕とナビゲーターと試験官の3人(笑)


結果は、というと・・・・


無事に合格することができ、小さな合格証をいただくことができました!


そしてせっかくなので話し方のアドバイスもいただきました。


実はその時のアドバイスは今でも覚えていて

セミナーの時などに意識をするようにしています。

(すごく身になっています!)


それは、僕は結構早口なので

「おばあちゃんに話すようにゆっくり、丁寧に話す」

ということでした。


これを意識しているだけで、リアルでもwebでもお話しするときに

言葉が聞き取りやすい、と言っていただけることが多くあります。



今はwebでお話しすることが多いので特に丁寧にお話しするように

しないと、相手の方のストレスになってしまいます。


お話しは自分が話すことが目的でなく、相手の方に伝わることが

目的なので、いつも注意したいですね。


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