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執筆者の写真橋本勝彦

目的を見失わないように!

こんにちは。種屋の橋本です。


会社などで何か新しいことを初めて、進めて行くと、

目の前で起こる現象にとらわれて、肝心な本質を見ることを

忘れてしまうことがあります。


4月ごろからテレワークを導入した企業様は多いと思いますが、

会社によっては、テレワークを継続して行っているところも

増えてきています。


毎日ではなくても、出社する日数を減らしているなど

何か変化はしているでしょう。


会社にとっては、働き方を大きく変えるチャンスです。


今までのみんなが定時に出社して、会社で仕事をする、

というスタイルを変えていくことができます。



冷静に考えると、通勤時間って生産性がありませんので、

企業にとっても個人にとっても、とても無駄な時間でした。

時間だけでなく、混雑した電車などで体力も使います。


企業として考えると、出勤する社員の人数が少なければ、

もう少し、狭いオフィスに移転して家賃を減らすことや、

規模によっては事務所自体をなくしてしまって、必要な時だけ

貸会議室を借りて集まればいいという風に変わってきます。


その分をパソコンや社員のWiFi環境整備などに投資しても

十分に回収できると思います。



パソコンや通信環境と情報のセキュリティが整っていれば、

仕事はどこにいてもすることができます。



たまに、webなどで目にするニュースでは

ベテラン社員などがテレワーク化の阻害要因になってしまっている、と

いうことがあるようです。


会社は同じ時間に出社して、みんなで顔を合わせてから始めるものだ、とか、書類に判子がないと稟議が通らないとか。。。



人は年を取れば取るほど変化を嫌います。

今まで行ってきたことが正しい、という思いも出てくるかもしれません。

大きな変化についていけない自分が、なにか取り残される気がして

不安なのかもしれません。



こごで冷静に考えていただきたいことは、

会社には何をしに行くのか?ということ。


仕事をしに行くのではなく、何かそれぞれの部門、業務の

成果を出すために行くんですね。


そう考えると、パソコンだけあれば、多くの部署で自宅でも

成果を出すことができると思います。

会議もZoomなどを使えば対面でできますし、判子に至っては、

元々どこかで売っている物を押してしまうこともできるので、

承認の意味が良く分からないこともあります。


多分、当面は感染対策をしながら生活をしていかなければいけませんので、仕事のやり方を考えていくきっかけになるといいですよね。


社内のルールも新しい働き方に沿って変わってくると思いますが、

先ほど書いた「成果を出すために」どうするか?

しかもできるだけ効率的に、を忘れないようにされた方がいいかな?と

思います。



そう考えると、会議やミーテイングなどのタイミングや

業務の進捗報告なども、どうしたらいいのか?

いろいろとテストをしながらルールを作っていければいいですね。


例えば、会議などでは、事前に課題などを共有しておいて各自が

しっかりと準備しておく、とか開始時間と終了の時間をまもる、とか。


準備が各自できていれば、時間の短縮にもつながりますし、

会議の直前に参加して終わったらすぐ、退出して次の仕事に

取り掛かれるでしょう。

リアルの時のように5分前集合も意味はなくなってくると思います。


あくまでも仕事の本質は、効率的に成果を出すことです。


社員同士のコミュニケーションも大切だと思います。

特に入社して間もない社員は不安だらけです。

先輩も慣れない環境だと思いますが、定期的にケアを

してあげて欲しいな、と思います。


今は、どこの企業も新しい形を模索していますので、

いろいろとテストしてみて早く自社の形が作れて企業は

本来の業務に集中できて成果を上げていくと思います。


変化のきっかけをチャンスに変えたいですね!





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