こんにちは。種屋の橋本です。
相手の方に自分の気持ちを伝えるためには、手間をかける必要があります。
手間はかければかけるほど相手に気持ちは伝わるものです。
僕と直接会ってご挨拶をさせていただいた方はご存じだと思いますが、
僕は名刺をいただいた方には必ず、お礼の葉書を書かせていただいています。
営業的な観点は以前書いたことがあると思いますが、
実はもっと単純な理由で書いているんです。
僕が会社員のとき、営業の責任者として、新規開拓をすることになりました。
それまでは新規開拓は役員の仕事でしたから、社員は誰も新規様には営業に行っていなかったんですね。
新規開拓は特に展示会で行っていたのですが、最初はほとんど
お客様が来てもらえず、たまにブースに入ってくれる人がいても
名刺交換もろくにさせていただけませんでした。
最初は靴業界の展示会に出たのですが、結構保守的な業界であったことと、今まで仕入れをしていた卸問屋が急に自社で商品を作って
展示会に出展、となると相手にしていただけなかったんだと思います。
そんな経験をしているので、展示会などで名刺を交換させていただけることが本当にありがたかったんです。
当時、お世話になっていたコンサルタントの先生からは、
名刺交換をさせていただいたら、メールでお礼をするように、と教えていただいていました。
でもメールでのお礼は簡単にできますが、あまり感謝の気持ちが
伝わっていないような気がしていたんです。
なんとなく機械的な感じがして・・・
しばらくしてから、ある会社に研修にいったのですが、そこで、
「人に感謝するときは、迷わず手間をかけろ!」
と教えていただきました。
心から感謝しているのに、効率を考えて楽な手段で伝えるのか、と。
そこでその会社の社長のマネをして、葉書を書くことにしたんです。
それも、手書きで。
簡単なデザインとこちらの社名、住所だけを印刷をして
ストックしておいて、お名刺をいただいたら、宛名と文面は
手書きです。
僕は字はあまり上手ではありませんが、それは書かない言い訳にはなりませんので、僕のできる範囲でできるだけ丁寧に書かせていただいています。
可能であれば、当日に書いて投函しています。
交流会などで何人もの方と名刺交換をさせていただいた次の日は、
少し早く起きたりして必死に書いています😁
これって家に帰ってからも、もう一度、その方とのご縁に感謝できる
嬉しい時間です。
場合によっては短い時間の会話であったかもしれませんが、
相手の方を思い出し、感謝の気持ちを文章にしています。
お礼の葉書では、商品、サービスのご提案はしていません。
あくまでも葉書は感謝を伝えるための物であって、販売手段では
無いと思っているんです。
自分でもお礼かと思ったら、商品の販売目的だった、というのは
イヤですからね。
以前、異業種交流会で名刺を忘れてしまった、という方に
僕の名刺を渡したのですが、後日、その方から、封書が届きました。
僕は、葉書でしたから、なんとなく負けた感じがしていました😅
で、封を切ってみたら、その方の名刺と商品のチラシが数枚入って
いました・・・
まずは いただいたご縁に心からの感謝を伝えることから、
関係が始まる方がいいと思いませんか?
もっと沢山ご縁をいただいて、沢山葉書を書きたいなぁ
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【千の極意を持つ研修講師】
【まごころ営業コンサルタント】
有限会社種屋 代表取締役 橋本勝彦
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