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執筆者の写真橋本勝彦

楽しく取り組む「しくみ」

こんにちは。種屋の橋本です。 


どうせ何かをやるなら楽しんで取り組んだほうがいいですよね!

それが仕事でも。


もちろん、仕事は真面目に取り組みますが

ちょっと遊び心をいれるだけで 

モチベーションが上がり、成果も上がる事があります。


例えば、営業の販促キャンペーンの成果を

グラフにして貼り出したりしますが、

これを楽しく装飾したり、景品をつけたり。


少しだけ経費はかかるかも知れませんが、社内の雰囲気が明るくなり、楽しんで仕事に 取り組んでもらえるなら安いものです。

(こういった場合の景品は、個人が使うものではなく、食事券など、

 部署で楽しめるものがお勧めです)



僕が以前働いていた会社では

毎月、読書感想文を提出することになっていました。

(一応)強制ではありません。

ただ、月末までに提出すると社長からスタンプがひとついただける(笑)


スタンプは読書感想文だけでなく、

棚卸や個人面談など、社内のイベントに

参加することでいただけるのですが、

年間で貯まった数によって、賞品を

貰える「しくみ」になっていました。(結構豪華でした)


また、スタンプの数は査定にも反映していましたので、

「仕事」ということになり

強制とは言わないものの、サボれない「しくみ」でした。


ただ、何回か忘れてしまっても

大きく収入に影響は出ませんでした。

皆のモチベーションはスタンプを集めること(笑)


それで毎月、本を読んでくれればプラスになります。



実はこれって、最初は営業に課せられた課題でした。

会社にビジネス書などが置いてある文庫があり、数人だけが

利用していました。

僕は、なんとか営業の部下にも読ませたいと考えていました。

ただ、口頭で言っただけで本を読むようになる素直な

部下はいませんね。(笑)


そこで、年に3回ほどある展示会への出張を活用することにしました。

展示会は神戸や大阪で行われるのですが、東京に帰る日は、

皆、14時ごろまで仕事をして15時には新幹線に乗って

ビールを飲んでいる😅

まぁ、お客様と同行商談をしたりしてホッとするのはよくわかりますが、

上司としては、時間を無駄にして欲しくないと思っていました。


そこで、出張に行く際は、出張の報告書に読書感想文をつけないと、

経費の精算をしないことにしました。

(当然、相当ブーイングがでましたね😣)


ただ、部下も夕方からビールを飲んでいることを指摘されると

言い返せない状況でもありました。

逆に言うと、感想文だけ出せば、ビールを飲んでいても、

上司には怒られない、ということです。

皆、複雑な思いをしながら実施していました。


この「しくみ」を2年ぐらい続けていたのですが、

しばらくすると社長ももっと社員に本を読んで欲しいと思っていたことが

分かりました。

そして営業部内で行っていた、この「しくみ」を知り…

(夕方のビールには目をつぶってもらいましたが)


全社の読書感想文の「しくみ」が誕生しました。

ただ、会社として行うのであれば、経費の精算にからめるわけには

いきませんので、スタンプにしたのです。



この「しくみ」を我が家でも導入したことがあります。


少し前のお話ですが、子供達が小学生だった頃。

本が嫌いで読ませるのに苦労していました。

そこで夏休みに向けて、スタンプの台紙を作り、

かわいいスタンプを用意しました。


そして本を読んで感想文をパパに出すと

スタンプを貰える😁(パパスタンプラリーというタイトルでしたね)


10個のスタンプが貯まったら

パパにオモチャを買ってもらえる{「しくみ」です。


これは効果がありました!

毎日、時間があれば本を読んでいた(笑)


それでも感想文を書くのは大変なので夏休み一杯かかりましたが

二人とも無事に達成しました。


これには仕掛けがあって

読むことに手を抜いて、文字が少ない絵本みたいな本を選ぶと、

感想文が書きにくいのです😉


最初の頃は早く読み終わらせたくて

字が少ない本を選んでいましたが、感想文が書けなくて他の本を読み直すこともありました。



子供も大人も一緒で、楽しんで実施できるような「しくみ」を考え

簡単な景品で釣り上げる(笑)


これが成果をあげる鉄則なのかもしれませんね!


☆弊社への研修のご依頼、お問合せはメールにてお願いいたします。

 (有)種屋 代表取締役  橋本勝彦

 mail katsuhiko-hashimoto@outlook.jp



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