こんにちは。種屋の橋本勝彦です。
営業は契約をいただく回数よりも、失注する回数の方が多い
仕事です。
ということは頑張って営業をすればするほど、断られる回数が
増えていくことになります。
ここで注意したいのは、今回は断られたお客様はそれで終わりなのではなく、将来の見込み客様に変わった、と認識することです。
一度、お断りをされてこれで終わり、と考えて失礼な対応をしてしまうと、二回目のチャンスが来ることはありません。
つい先日のこと。
ある営業代行の企業の方から営業電話がありました。
僕は導入する予定はありませんでしたが、どんな営業を
僕にしてくれるんだろう、と思ってお話を聞いていました。
内容によっては考えてみたいなぁ、と思ったんです。
残念ながら費用などの条件面がかなり想定とかかけ離れてしまっていて検討したいとも思えなかったため、お断りをしたのですが、
その電話をくれた営業の方は断ったら急に態度が変わり、
悪態をついているというか・・・
「それでお客様が開拓できるんですか!へぇー」みたいな・・・
とても残念な感じでした😅
僕が会社員時代に行かせていただいた営業研修では、
断られてからが営業のスタートだ、と教えていただきました。
ですから、その研修の一環の一般家庭への飛び込み訪問では、
玄関のチャイムを押してしばらく待ち、誰も出てこなかったら、
一礼をしてから次の家に行っていました。
指定のエリアのご家庭を回るのですが、エリアはそれほど大きくないため、同じ家に何回も行くことになります。
次に行ったら誰かいるかもしれないからです。
もし一回目に訪問した時に、実はご在宅で訪問販売は面倒だから、
対応をしなかっただけだったらどうでしょうか?
また、たまたま手が離せなかったけどモニターでお辞儀をしているところを見ていた、ということは考えられないでしょうか?
どこで誰が見ているのかわかりませんから
いつでも誠実な態度をとっておくことは大切ですよね。
ちなみに僕はあるご家庭で、三回目に訪問した時に、お客様が
出てきてくれて、
「あなたは熱心で頑張っているから、契約はできないけど、頑張ってね、」と言って缶コーヒーをいただきました😊
自分の家だけでなく、隣の家の前の家も大きな声でご挨拶をしながら
まわっていましたので全部、見えていたんだと思います。
そのお客様は、もうちょっと頑張ればご契約をいただけると思い
4回目の訪問をしましたが、どうもご主人がライバル会社の方の
ようでさすがに契約はできない、と言われましたが、
それでも熱意が通じることは嬉しいものですね。
企業同士のお取引でも同じようなことは起こります。
僕の上司だった方のお話です。
あるお客様で毎週商談に行っても大きな受注をすることができていませんでしたが、あきらめずに毎週のように商談に行き、商品のご提案と情報の提供をずっとして、腐らずに誠実に対応していたら
ある時、緊急で商品を集めているので、協力してほしい、と声がかかり、ご期待に応えることで信用になり、その後の億単位の大きなお取引につながった、ということもありました。
いずれにしても、いつ、どこでどんなお役立ちができるのか?
わかりませんから、目の前の商品の売買だけで関係を終わらせてしまうのはもったいないなぁと思います。
気持ちはわかりますよ。
そのお客様の為にいろいろと準備をしてご契約に至らなかったときの
くやしい気持ちやがっかりした気持ち。
ですが、「今回は」お役に立てなかったけど、ご縁がいただけて
よかった、と思うようにすると、機会ができたら、また会えると思えますし、お互いが必要とすればご縁がつながるものです。
お断りされたときほど、丁寧に感謝を伝えたいものですね。
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【千の極意を持つ研修講師】
【まごころ営業コンサルタント】
有限会社種屋 代表取締役 橋本勝彦
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