こんにちは。種屋の橋本勝彦です。
企業が社員教育をする際、「心」の教育から始めることが
多いかもしれません。
社員には正しくあってほしい、不正をせずにいつも全力を出して
仕事に取り組んでほしい。。。
全く正しいです。
僕も心からそう思います。
市場にあるどの本を読んでも、うそをついたり、不正をしたり、
誰かをだましたりして企業を成長させましょう、ということは書いてありません(笑)
ただ、僕の経験上「心」から教育を始めることって、定着しにくく
成果が見えにくいんですね。
心は見えませんから。
例えば、相手の目を見て、大きな声でアイサツしましょう、と
教育して、何日かは効果がありますが、だんだんと声が小さくなり、、、
数週間すると元に戻ってしまいます。
ぼくも何度も体験をしています。
その都度、朝礼で役員が指導をしていましたが、何回言っても、
長続きしませんでした。
他にも同じような事例を聞いていますので、僕のいた会社だけが
特別に教育が難しかったのではないと思います😅
もちろん、心の教育をして成果を出している企業があることも
事実です。こちらも事例を見てきています😊
その企業では、毎日の仕事に社員教育の時間を組み込んでいました。
毎朝のメールから始まり、朝礼、昼礼、終礼。そして日々の読書など。
新人研修もしっかりとしていましたので、社員の方は仕事をしながら
自分も成長できる、と感じて頑張っていました。
結果として、お客様に圧倒的な支持をされる店舗を作り売り上げを伸ばしていました。
通常の企業ですと日々の業務の中に教育の時間をつくることは
結構難しいですよね。
それでもライバルに負けないような人材を育てていかなければなりません。
では何から始めていけばいいかというと、社内の環境整備です。
具体的には、全社で、社内を掃除するところから始めます。
ただの掃除ではありません。
環境整備とは仕事をやりやすくする環境と整えて備える、という
意味ですから、整理整頓から始まり、清掃、清潔まで行います。
すべてを毎日できませんから、役割分担などをして行うことで
企業文化ができてきます。
実は僕がいた会社は、業界の環境が大きく変わった際、業績が
かなり悪化しましたが、この環境整備を日々の業務に取り入れることで社員教育にもつながり業績を回復することができました。
定着するまでに少し時間がかかりましたが、会社全体の改善につながりました。そして改善する習慣の定着にもつながりました。
僕の実体験だから、こうして自信をもってお伝えすることができます。
職場環境の改善などで「5S」って聞いたことがないでしょうか?
『整理。整頓。清掃。清潔。しつけ。』
この頭文字をとって「5S」です。
この順番を見てもわかる様に「しつけ」という心の改善は
最後なんですね。
目に見えないものを変えていくには、身に見えるところから改善を始めることで成果につながり定着しやすくなります。
心はあとでついてきます。
ここではすごく簡単に書いていますが、環境整備は
職場の整理整頓から始まり、社内の習慣や決まりを守ること、
そして社内での情報が決められたとおりに流れていくことなど、
事業の根幹の部分の改善をしていきます。
改善をしてチェックをして、また改善する。
ゴールはありません。
企業を取り巻く環境が変わりますし、人も変わりますので、
改善し続けなければならないんですね。
このサイクルができるようになると、それぞれの部署が掲げる
目標を達成するためのPDCAが回るようになってきます。
自分たちでチェックすることができるようになるんですね。
今はテレワークになっている企業様もあるかと思いますが、
働く環境ってとても大切です。
まずはゴミが落ちたままになっていないか?
ゴミを拾う企業文化になっているかどうか?
チェックしてみましょう。
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有限会社種屋 代表取締役 橋本勝彦
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