こんにちは。種屋の橋本です。
会社などで、社長様が一生懸命お話しをされても
社員はろくに聞いていなくて、同じことを外部の講師などが話すと
皆、真剣に聞いている(笑)
こんな光景って見たことありませんか?
実は僕が会社員時代もそんな感じでした😅
そのような時、社長はなんとなく「いつも言ってるじゃん!」という
少しあきれた表情をしています。
なんで自分の言うことは聞いてくれないんだろうと。
これにはちゃんと理由があって、講師は話すことのプロなんです。
伝え方なども場の空気を感じながら、その場に合った伝え方を していきます。
その会社では初めてお話しすることかもしれませんが、
他の場所で何回も同じ話をしています。
言葉の重みが違うんですね。
これは親の言うことは聞かない子供が学校の先生の言うことは
ちゃんと聞いたりするのと一緒です。
他にも理由があって、いつも一緒に働いている社長からの
話はどうも聞く方の緊張感が欠けたりしますよね。
中小企業でしたら、社長との距離が近くなりますので、
なおさらです。
外部の講師ですと、聞いている方の緊張感が違いますから、
内容にも真剣に向き合っているのだと思います。
じつは内容よりも、誰が言うか?の方が大事なのです。
僕の友人は長年、少年野球の監督をしています。
子供達からも、保護者の方からも「監督!」と呼ばれ
親しまれています。
普段はやさしい人なのですが、礼儀や躾はしっかりと子供たちに
教えています。時には保護者にも指導するそうです。
勿論、沢山の愛情をもって😊
そんな監督ですから、子供たちは監督の前では、ビシッとしていて
キチンとしなければいけない時には悪ふざけはしません。
ある時、ある少年のお母さんから、相談があったそうです。
自分の子供が野球の時以外はやんちゃで手に負えないと。
学校でも何度も先生に呼び出されてしかられているそうです。
そこで、次の授業参観に見に来てくれないか?と言われたそうです。
監督の言うことは聞くからと。
そこで、当日、監督が学校に行くことは子供達に内緒にしておいて、
自分が所属している大人の野球チームの練習が終わった後、
ユニフォームのまま、学校に行き、スッと教室に入ると、
その子は授業中なのに席を立ってふざけていたそうです。
しばらくして教室に入ってきたユニフォーム姿の監督を見つけると・・・
直立不動(笑)
表情をこわばらせて席にすっと座ったそうです。
急にいい子になった😁
監督はそのあと、子供を叱ったりはしなかったそうですが、
効果抜群でした。
しばらくは監督がいなくても、まじめに授業を受けていたそうです。
これは、「人を見ている」例ですね。
この人の言うことは聞いたほうがいいかなぁと判断しています。
最初の会社の例に戻ると、社長の話だから、聞き流しておけばいいや、とならないように注意しましょう。
それには、根本のところで一貫性を持つことが大切です。
講師の話は真剣に聞いてくれるのは、必ず話に一貫性があるから、
という理由もありますね。
それぞれの講師は自分の得意な分野で一貫性をもって話をしています。だから、自信をもって話せるし、自信をもって話すので
真剣に聞いていただけるのです。
社内講師で研修などされている企業様も多いと思いますが、
たまにはプロの話を聴いてみるのもいいかと思いますよ!
そうだよねぇと感じましたらこちらまで(笑)
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(有)種屋 代表取締役 橋本勝彦
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