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執筆者の写真橋本勝彦

売れる営業の特徴

こんにちは。種屋の橋本勝彦です。


社内で同じ商品を売っていても売れている営業と

売れない営業がいますが、違いは何でしょうか?


もちろん、いろいろな要素はあると思います。

心構えや、お客様への接し方から、セールスの技術まで…


その中の一つとして、扱っている商品が好き、という要素があります。


自分がお客様にご提案する商品が好きかどうか?

自分が好きな商品って、お客様に自信をもってお勧めできると

思いませんか?


逆にどうしても扱っている商品が好きになれないと

お客様へのクロージングが弱かったりします。

好きじゃなかったら、お客様のお役に立てるかどうか?

自信が持てないですからね。


会社で働いていると、いろいろな商品を扱っていますから、

自分の好みだけで販売商品を選ぶことができませんよね。

イヤイヤご提案している商品もあるかも知れません。


そんな人がその商品を売れるようになるためには

どうしたらいいかというと・・・



「商品を好きになってください!」

(笑)


それができていれば、嫌いにならない😆


そんな時は、商品の中で全体ではなくても、一部でもいいから

「いいところ」をみつけることです。

些細なことでもいいんです。

カラーが好き、とか、サイズ感がちょっと好き、とか、

ここの角の丸みが実は自分好みとか😉

好きなポイントがあれば何かのタイミングでお客様と

共感することがあるかもしれません。


これって、人に興味をもっていいところを探すのと一緒です。

興味をもっていいところ、褒めるポイントを探すことで

苦手意識のあった人でもだんだん好きになってきます。



営業は好きな商品は売れますが、逆に売れる商品が好きになる、

ということもあります。

最初は嫌いだった商品でも、なぜか売れていたら好きになってきます。

こんなことがあるので、本来は好き嫌いは持たないほうが

いいんです。商品に罪はない🤣




売れる営業に共通するポイントはもう一つあります。

それは商品やサンプルを大切に扱っていることです。


イチローさんが道具をとても大切にしていた、という話は

よく聞きますが同じことですね。



僕が社会人になりたての頃、先輩の営業がそれぞれメーカーさんに

お願いして商品サンプルを借りて商談に使っていたのですが、

管理ができていなく、事務所の一角にサンプルの入った

段ボールが山積みになっていました。


定期的にそのサンプルをメーカーさん別に仕分けをして

返却する作業をするのですが、売れていない先輩ほど、

サンプルを投げたり、サンプルがつぶれてしまうぐらい箱に

ギュウギュウに詰め込んだりしていました。


僕の直属の上司はサンプルは潰れないように丁寧に梱包して

返却をする人でしたので、見習っていましたが、

その上司はどんどん出世していきました。

先輩たちはずっと平社員。。。


売上にも表れていましたが、

お客様からの信頼度が全然違いましたね。

サンプルの扱いが丁寧だった上司はお客様からも頼りにされていました。


常日頃の行いがお客様にも伝わるんだなぁと思いました。



これっていつも仕事のスペースをきれいにしておくと

運気が上がり業績も上がる、とか

営業車をいつもピカピカにしておくと事故が無くなるということと

同じです。


まわりの環境に感謝してきれいにしておくことで

自分を磨くことになるんです。



今でも業界によって風習が残っていると思いますが、

新しい仕事や習い事をするときは

まず道具や環境の掃除から始めることが日本の文化でしたね。

(他の国は知りませんが😉)


子供達が習っている剣道でも練習の前は

必ず道場の掃除をしています。


人は環境の生き物、といいますが、

商品も道具も職場も、大切に扱うことが人を大切に扱う事に

つながってくると思います。


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【千の極意を持つ研修講師】

【まごころ営業コンサルタント】

 有限会社種屋 代表取締役 橋本勝彦



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