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売らないと業績は上がらないのでは?

執筆者の写真: 橋本勝彦橋本勝彦

こんにちは。まごころ営業コンサルタントの橋本勝彦です。


最近、オンラインや対面の異業種交流会に参加して気が付いたのですが、ITツールなどを使った業務改革や効率化をサポートしてくれる

企業様がよく来ています。


参加されている企業様の規模や対象企業の規模もそれぞれですが、

それだけお困りの方が多いんだろうな、そして時流に合っているので売りやすいんだと思います。



僕も(かなりアナログ低コストの方法ですが)整理整頓や効率化、時間の有効活用のセミナーをしていますから、無駄な時間を減らしたい、という気持ちはよくわかります。


人が仕事中に探し物をしている時間は年間平均で150時間あるそうですから、社内の整理整頓をするだけで多くの時間を作ることができます。


仕事の効率化をすすめていくとより多くの時間を作ることができます。

システムを導入いることも大きな効率化につながりますし、

外部に委託できる仕事は自社でやる必要はありませんよね。

(当然、費用は掛かりますから、バランスが大事になりますが)



ただ、そこで作った時間をどうするのか?という観点が抜けてしまうと、

業績を大きく上げていくチャンスを逃してしまいます。



例えば、慢性的に社員の残業が多い会社が業務の効率化をして

残業を減らすと、単純に経費がそれだけ下がりますから、経営的にはとても助かります。


ただ会社から出ていく経費は減りますが、会社の収入=売上が

上がるのではありませんから、業績を上げていくための根本的な

解決にはちょっと足りていないんですね。



出ていくお金を減らして、入るお金を増やしていく必要があります。



これは時間で考えると

自社でやらなくてもいい仕事の時間を減らす、または無くして

時間を作り、作った時間をお客様接点=営業に充てて売り上げを

あげていくこととなります。



特に中小企業では人と人のつながりで仕事が進んで行きますから、

お客様接点に時間を使って信頼関係を作っていく、という戦略を

とる必要があります。



極端な例ですが、経理、総務などのバックアップ部門の仕事を効率化したり外部委託すると人員に余裕ができますから、営業に誰かをを移動させることもできますよね。

内勤だった人が営業、というと抵抗感がある人もいますが、いつも営業が社内で行っている業務をその人が引き受けるようにすれば、営業はお客様の為により多くの時間を使うことができます。



実際に僕がいた会社では、社内の職場環境を整えるところから、

それぞれの業務の効率化まで、全社を挙げて取り組んでいました。


いろいろな施策を業務中にしましたから、一気には進みませんでしたが、毎月、実施項目を決めて進めていったんです。


要らないものを捨てて必要なものを使いやすい場所に置く整理整頓から始まり、日々の業務の分析をして無駄な業務を見つけてやめてみたり、仕事の工程表を作成して一つの仕事にかかる時間を短縮するといった地道な作業を行っていきました。


こういった効率化は内勤部門の方が成果が出やすいのですが、

社内のバックアップ部門の効率化が大きく進みました。

そして人員を一人営業部門に配置転換をして、それまで営業が作っていた出荷の指示書などを作ってもらうようにして、営業の社内業務を大幅に短縮できました。


当然、その分お客様との商談時間や訪問回数を増やすことができて

売上を大きく上げることができました。



いずれにしても、使える時間は限られていますから、

目的をもって効率化を進めていくことをお勧めします。

効率化のための効率化ではいつか苦しくなる時が来ます。

お客様を開拓し続ける、お客様に長くご利用いただけるように

信頼関係を作っていくための効率化。


この目的を社内で共有するだけで、効率化に対する意識を

変えることができます。




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【千の極意を持つ研修講師】

【まごころ営業コンサルタント】

 有限会社種屋 代表取締役 橋本勝彦







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