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執筆者の写真橋本勝彦

名刺はいつも持っていよう

こんにちは。「あなたにお願いしたい!」を実現する、

まごころ営業コンサルタントの橋本勝彦です。



ちょっと前にある人とお話したのですが、年代によって、また

職業によって名刺の考え方が大きく違うようです。



僕の感覚ですとビジネスを進めていく上で名刺は必須です。



名刺交換をする=連絡を取り合える関係とお互いが認めると

感じていたからです。

(しつこい売り込みをしていい、というのではありませんが😅)



ところが、20代の起業家の方などは交流会で始めて会った時に

lineを交換して終わりなんだとか🙄


もちろん対企業様のビジネスでは通用しませんが

それでビジネスがすすんでいくのだからすごいなぁと

思ったわけです。



相手の方と連絡をするツールは会社員時代は基本的にメールでした。

たまにlineを使う事があったかなぁと言う感じです。


一人社長になった今はほぼメッセンジャーでやり取りをしています。


フェイスブックでつながっているとどんな方かわかって安心ということもありますし、基本的に本名なので誰なのか?わかりやすいのです。


lineですと誰だかわからなくて結局連絡を取らなくなってしまったりします。



そんな話をしていたら、教えていただいたのは、

lineを交換した時に「◎◎さん、今日は交流会でご一緒させていただいてありがとうございます」と送るのだとか。

あとで見たときにどこで知り合った人かわかるので確かに便利です。



名刺のお話に戻しますと、対面の異業種交流会で名刺を持っていない方がたまにいますが、とてももったいないなぁと思うわけです。


どんな方と繋がりたいか?にもよりますが、

名刺を持っている=ちゃんとビジネスをしている人

という認識の方が多いのです。




僕が社会人になった頃は、名刺交換をする機会が

あまりなくて身につけていませんでした。


固定のお得意先様を担当していたので最初の名刺交換をしますが

あとはいつもの人にしか会わないからです。



その認識が大きく変わった事件がありました。



僕が担当していたお客様(最大手の量販店様)はビルの4階に

入っていて週に2回商談に行っていました。



ある時、同じビルの6階にあったお客様の子会社のスーパーさんを

担当していた先輩から本部に不良品が届いているようだから

受け取ってきて欲しい、という依頼を受けました。


たびたびその先輩に頼まれて行っていましたのでバイヤー様も

顔見知りですからいつもの感じで手ぶらで6階に行き、

受付でバイヤー様を呼んでいただきました。



暫くすると声がかかり、商談スペースに通されましたが

座っていたのは見たことがない貫禄のある方😅



それでも自分は「おつかい」だから、と思いご挨拶をし、

不良品を引き取りに来た旨をお話しました。


当たり前のように先方は名刺を出しましたが、

僕の名刺は別のフロアのカバンの中・・・・



今、思うと、「仕事」をなめていましたね。


「名刺は持ち合わせていません、申し訳ございません」


と言った瞬間、その方は机をドン!とたたき

フロアに響き合わるぐらいの声でお叱りを受けました。


「名刺も持たずに何しにきたんだ!」





30年前のお話ですが、社会人2年目の僕の甘えを一括されたのです。



はじめて会った若造を本気で叱ってくれるって

とてもありがたいことです。



その場はお詫びをして、何とか不良品を受け取りましたが、

後で名刺をもってご挨拶に行きました。


その方はその企業の常務でした😅



1年後、僕はそのお客様の担当になりましたが、

怖いと思っていた常務はとてもやさしくていい方でしたね。



この一件以来、僕はいつでも名刺を持ち歩くようになりました。

休みの日でもです。


特に今はどこでどんな方とご縁があるか?わかりませんから

名刺って大切だなぁと思います。



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【まごころ営業コンサルタント】

 有限会社種屋 代表取締役 橋本勝彦




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