こんにちは。種屋の橋本です。
最近はあまりないのですが、前の職場で働いていた時は
月に2回ほど、出張に行く機会がありました。
殆ど国内ですが、その時によって行く場所は様々でした。
僕は出張が苦にならないタイプ、というか
喜んで行きたいタイプでしたので、予定を決めるときは
毎回ちょっとわくわくしていました。
多くは1泊の出張で朝早くの新幹線に乗って東京を出て
2日がかりでお客様を廻って商談をして翌日の夜に帰ってくるのですが、ルートを考えたり、宿泊場所を考えたりすることを楽しんでいました。
出張の楽しみはいくつもありますが、一番は「食」です。
お昼はタイミングによって、食べられなかったりしますが、
晩御飯はあるルールを自分で決めてお店を探していました。
それは、東京にもあるチェーン店には入らない、ということです。
チェーン店でしたらいつでも入れますからね。
その頃はあまりお酒を飲まなかったので、食べる方が中心だったのですが、その土地で名物、と言われているものを食べよう、と思い
お店を探すのが楽しみでした。
何度も行くうちに、おいしいお店を見つけてその土地に行くたびに
訪れるようになったこともあります。
長野のお蕎麦屋さんや大阪のたこ焼き屋さん、
名古屋のきしめんのお店。広島のお好み焼き屋さん。
ステレオタイプの名物ばかりですね
また行きたいなぁ
お店で聞いたことがないメニューを見つけると
とりあえず頼んで食べてみることも、このころについた習慣です。
そして出張をしていると、普段はあまりない体験をすることも多かったと思います。
いつもは電話とメールでやり取りしていたあるお客様の本社を
初めて訪問させていただいたときなどは、事前に地図を見ても最寄り駅がわからない感じでした。なんとか近そうな駅を見つけましたが
電車も少なそうでしたので早めに行ってみると、そこは無人駅で
高架になっている駅の下に自転車置き場があるだけでした。
そこからタクシーで行こうかと思っていたのですが、
タクシーなどいませんでしたので
大きなスーツケースを含めてバッグを3つも持っていた僕は、
スマホの地図を頼りに、歩いていく覚悟をしました。
ラッキーだったのは、15分ぐらい歩いたら、喫茶店があり、
その地方の名物と言われていたモーニングが食べられたこと。
こういった体験は出張ならではですね。
別のお客様では、空港から、バスに乗ってターミナル駅について
そこから、電車に乗っていこう、と計画していたら
実は電車は走っていなくて、路面電車だった、ということもありました。
路面電車って味があって大好きなので、嬉しかったのですが、
お客様に路面電車で来たといったら、大笑いされました。
てっきりタクシーかレンタカーで来たと思っていたそうです。
まぁ一番大きいサイズのスーツケースにサンプルをいっぱい詰めて
持ち歩いていましたので、まさか、と思ったようです。
出張っていつも仕事をしている環境から変化がありますので
アイデアとかも出やすかったと思います。
僕は靴の営業だったのですが、自社のブランドのデザインも
していました。
出張のときはいつもノートをすぐに出せるところに入れておいて、
アイデアが出たら、すぐにスケッチできるようにしていました。
シーズンごとの新作を考えるときには最初にいくつもの
デザインを出して、そこからサンプルを作成するものを
考えていくのですが、出張のたびにアイデアの貯金がたまっていた感じです。
こう考えると、ビジネスのアイデアを出すときには
できる範囲で環境を変えてみるといいですね。
しばらくはあまりウロチョロできませんが
少し落ち着いたら、いろいろと行ってみようと思います。
都内でも素敵なところは沢山ありそうです。
また、出張もしたいなぁ
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