こんにちは。まごころ営業コンサルタントの橋本勝彦です。
ビジネスを進めていく上で、自分の商品の価格ってとても大切です。
価値に見合わない価格設定をしてしまうと売れませんし、
安いから売れるものでもありませんよね。
僕が会社員時代の、特に前半は量販店様がお客様でしたので、
特に価格に関しては厳しかったですね。
販売力を背景に大量に商品を仕入れることによって
仕入れ価格を下げて利益を上げていくビジネスモデルですから、
お取引を続けていくのは覚悟が要ります。
そして単価で勝負を仕掛けてくるライバル社もいましたから
気が抜けません。
あるお客様では半年間の取扱商品を決める商談会を数日間かけて行いまして、僕が提案した商品が決まって喜んでいたら、その商品はライバル社が作ったコピー品、ということもありました。。。
サンダル、スリッパなどは形も柄もそれほど種類がありませんから
どれも似たようなデザインばかり。
安く作ってきた会社が受注を得る、ということが何度もありました。
まぁ長い目で見ると、結局そういった会社は生き残っていません。
商品は違っても原材料や商品を作る工程はそれほど変わりませんから、自分の利益を削っているだけだったんですよね。
利益の少ない商品を大量に契約をしたら、そりゃ苦しいです。
別のライバル会社もすごかったんです。
その会社の作る商品はデザインも上手で商品のクオリティも高かったんですね。
販売価格から想定される納品原価では採算が取れないだろうと
思っていました。多分、2000円ぐらいの靴で、1足当たり200円は
損をしていましたね。
それで1万足とか契約している(笑)
いくつもの商品の中で一つだけ価格で協賛している、という感じでも
無かったんです。
多分、商談の時に価格を上げられなかったんでしょう。
暫くは売り場のシェアを広げていましたが、長続きしないと思って
僕は同調して価格を下げることはしませんでしたし、
逆に商品に付加価値が付いた高い商品を提案しようと思っていました。
その会社はどうなったかというと、価格のしわ寄せからくる不良商品が売り場に頻繁に流れてしまいトラブルだらけでした。
そして数年でその市場からいなくなってしまいました。
後でいろいろと情報が入ってきて、会社のお金を回していくために
利益度外視してでも売上を作りたかった、という感じでした。。
苦しいのはわかりますが、もうこうなってくるとビジネスではないですね。
今の僕もそうですが、形の無い商材の販売ですと
仕入れがありませんし、定価がありませんから、価格は好きなようにつけることができます。
極端な話、10円でコンサルをしてもいいわけです(笑)
100人で1000円の売上😅
キャンペーンなどでないとでこれはできませんから、
自分で自分の商品の価値を考えて価格を設定していく必要が
あります。
場合によっては
価格=ブランディングになることもあります。
極端に言うと、1時間=1000円のコンサルと1時間=10万円のコンサルのどちらが頼りになりそうか?ということです。
もちろん、価格が高い方が販売するのは大変です。
その人、そのサービスに10万円の価値がないと思われると
誰も相手にしてくれません。
また1000円のものと10万円の物は販売方法は同じではありません。
皆、無限にお金があるのではありませんし
使ったお金以上の成果を期待していますから。
それでも価格を下げての大量販売はフリーランスが行うビジネスモデルではありませんよね。
安売りして忙しくなっても体は一つしかありませんから。
沢山売れても時間ばかり使って何も残らない、ということが起こってしまいます。
いずれにしても、価値を沢山作って適正価格で販売できるために
信頼関係を作り、販売するための技術を身につけていくこと。
安売りから脱出する秘訣です。
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【まごころ営業コンサルタント】
有限会社種屋 代表取締役 橋本勝彦
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