仕事は好きな事を形にする
んにちは。種屋の橋本です。
子供達の夏休みの宿題の進み具合を見ていると
自分が好きな教科はどんどん進んで終わらせてしまい、
苦手な教科は最後まで残っています(笑)
我が家で言うと、漢字や計算のドリルはあっという間に終わらせてしまい、読書感想文が書けずに毎日、うなっています。。。
お気づきかもしれませんが、これって仕事も同じかもしれません。
楽しい仕事はすぐに始められますが、苦手なことは
中々手が付かない、ということがあります。
そして苦手意識のある仕事ほど、一生懸命やっていても
効率良く進めることができないものです。
お金に余裕があれば、苦手な仕事は外部に委託してしまうことも
考えられますが、それでもすべて外注するわけにはいきませんよね。
僕が苦手なホームページを作成していた時は、作業をする日は
とりあえず、編集画面を開いてしまうことにしていました。
また、これも苦手な経費の入力作業もやる、と決めた日の朝に
会計ソフトを開いてしまうようにしています。
自分でやらなければいけない環境を作ってしまうのです。
そもそもなぜ、苦手な仕事ができるのか?ちょっと考えてみました。
僕の場合ですが、どちらも、「やりかたが良く分からない」から。
という理由でした。
ホームページの作成は本を見ながらやっていたのですが、
ちょっと進むとすぐにわからない単語がでできてネットで調べて
立ち止まったり、画像などがうまく貼り付けられなくて
その日の作業をやめてしまったりしていました。
会計ソフトの入力も同じで、経費の仕分けを何にしたらいいか?
分からないものがでできたら、ネットで調べたり、会計士さんに
その都度、電話をしてお聞きしたりしていましたので
思うように進みませんでした。
ホームページは何とか形になりましたので、あとは修正をしていけばいいのですが、会計ソフトは毎月のように入力していかないと
なりません。
そこでこの作業をしくみ化してしまおうと思いました。
経費の入力マニュアルの作成です。
会計ソフトを開いてから、どこに何を入力すればいいのか?
科目も一覧表にしてしまう。
そうすると考える時間が無くなりますので、機械的に進めることができます。
マニュアルはできるだけ細かく記載しておくことがコツです。
それがあれば一切頭を使わないで済むようにです。
これは会社の業務マニュアルでも同じことです。
誰が見ても人に聞かずに仕事ができるようにしておくと、
どんな仕事も時間を大幅に短縮できます。
考えたり探したりする時間って意外と多いのですが、
全て無駄な時間ですし、ストレスにもなりますので、
なければない方がいいですよね。
反対に好きな仕事はアイデアがどんどん出てきて
進行も早いと思います。
そして好きな仕事は、完成度も高くなる。
僕は前、靴のメーカーで働いていましたが、僕もデザイナーもカジュアルな服や小物が好きなので、カジュアルシューズの企画は大好きで
商品の完成度も高かったのですが、フォーマルなパンプスや
エレガンス系の企画はあまり売れる商品が作れなかったと
記憶しています。
多分好きなカジュアルの靴に対しては、企画書の段階で
ところどころにこだわりがあり、細かく指示が出せたり、
パーツのイメージの画像も理想に近いものを探せたり、ということが
出来ていたんだと思います。
だから、工場も企画書通りにサンプルを作れば、
僕たちのイメージ通りの物ができてくる。
好きなものほどこだわりがありますので、つくったり考えたりすることが
上手になります。
全ての人が好きな事を仕事にできるわけではありません。
好きだから仕事にするか?
一生懸命やってその仕事が好きになってくるか。
僕は今の仕事を頑張ってやることで
楽しさが見えてくるという気がしています。
仕事の楽しさは人それぞれですが、
一番はその仕事をすることで誰かが喜んでくれること。
そして自分が成長できること。
環境はドンドン変わりますが本質はわからないと思います。