こんにちは。種屋の橋本です。
ちょっと資料を整理していたら、昔、会社で受けた
テストが出てきました。
新卒採用の時に学生の皆さんに受けてもらっていたものですが、
採用の応援業務をしていた時に、
一緒に受けることになったのだと記憶しています。
そして、結果が出た際、社長に別室に呼ばれ・・・
結果が書いてある書類を渡されながら、苦笑いをされました。
なぜかというと、社長が思っていた僕とテストの結果にギャップが
あったからです。
当時の僕は営業の総責任者。
何人かいた営業課長をまとめる立場でもありました。
営業をしたことのない社長が考える営業とは、
営業の責任者は社交的で、協調性があり、計画立てて行動を・・・
僕の事もこんな風に思っていたようです。
ところが、テストの結果はすべてが逆!(笑)
単独行動志向で、非協調性の傾向があり、計画性がない。。。
「こんな結果が出たんだけどどう思う?」
「どうって言われましても、これ、あたっていますねぇ」
こんな会話をした覚えがあります。
これは、営業に限らずどんな業務でも、誰にでもできるのではないか?
ということのような気がします。
社交的じゃなくても27年以上営業をやっていて、
しかも現在は営業強化の講師をしている人がここにいる。。。
それぞれの業務にいいところがあり、大変なところもあるでしょう。
そして人それぞれにもいいトコロと苦手なところがあります。
こういったテストの結果は、誰かの考える理想形と、比べて考えてしまいがちなのですが、自分は自分。
持っている得意な特性で業務にあたればいい。
「性に合わない」
ということはあるかと思いますが、人は対応力も
それなりにあるのではないかと思います。
僕の場合、単独志向なのですが、行動力があるので、
一人で新規開拓のための出張に行くことは、なにも抵抗がなく、
いや、どちらかというと喜んで行っていました。
逆に同僚は一人でいられない人でしたので
ランチも一人でお店に入れない、と言っていました。
僕は協調性はありませんでしたが、その分、部下とは慣れあいに
ならずに仕事を進めることができました。
あっもちろん、コミュニケーションはちゃんと取っていましたよ。
いつも冷たく怒っていた感じではないですから!
僕は計画性をもって行動することは苦手ですが、
その分、まずスタートしてみてから考える、というスピードが
ありました。計画ではないから走りながら考える。。。
そうはいっても計画性は必要ですので、
とてもアナログな手法で計画立案から実行、検証といった
PDCAのやり方を学び、実践していました。
分かりやすいアナログなので抵抗感もなく実施できました。
(そのおかげで、今、皆さんに教える研修もしております)
何事も、片側からだけでなく、両面からみることが
いいところを引き出すポイントなんだと思います。
性格によって自分の悪いところばかりが気になって
落ち込んだり、必死に直そうとしたり、
自分の事が嫌いになってしまったりする人もいるかもしれませんね。
でも人って、必ず、いいところ、得意なところがありますので、
まずいいところを考えて、自分に自信を持てるようにできたら
いいですね。
いいところを伸ばすと、悪いところは見えなくなっていくものです。
自分で欠点だと思っているところの反対の事を考えてみると
いいところと自信がないところは隣り合わせで存在していることが
分かります。
計画性がない の反対は すぐに実行するスピードがある。
実行力がない、の反対は しっかりと考えて計画できる。
スピードがない、の反対は 慎重。
自分を地味だと思ってい人は、人からは落ち着いていて
信頼できる、と思われていたりします。
他にもたくさんあるでしょう。
人の目を気にせずに
自分に自信を持っていくことは、楽しく生きるコツだと思います。
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