こんにちは。まごころ営業コンサルタントの橋本勝彦です。
最近のワクチンに異物が混入していた報道を見ていて、
会社員時代の事を思い出しました。
今はコンサル、研修という無形商材をご提供していますから
不良品はありませんが、会社員時代は靴を販売していましたので、
常に不良品の発生と検品に注意していました。
言い訳のようになってしまいますが、靴は作業工程が多く、また
経由する業者、使用する材料がとても多いので、不良品が発生する危険が常にあります。
しかもほぼ手作業ですから、工員さんの技術の差により仕上がりに差が出ます。
僕がいた会社は中国の協力工場さんで生産をしていましたので、
多い時で年に4,5回工場に行っていました。
実は細かい技術などは、現地のスタッフの方が詳しいので、
お任せしていたのですが、工場には
「日本からわざわざチェックに来た」ということで、チェックした商品だけは(笑)きちんと仕上げてくれる、という効果がありました。
また工場長や社長と仲良くなると、きちんと商品を作ってくれる😁
本来、僕が工場に行っていた大きな目的は現地での商談や、
新しい企画の打ち合わせ、最新の材料の選定でした。
また検品倉庫での検品基準の打ち合わせなどもありました。
生産ラインのチェックはメインの仕事ではなかったんですが。。。
これは聞いた話ですが、全然チェックに来ない日本のメーカーの
商品は生産が後回しになったり、作業がいい加減になり、ある程度の不良品もそのまま日本に輸出してしまいます。
(もう、5年以上前のお話ですが、多分今もそれほど改善されていないと思います)
誤解の無いように書きますが、中国でもきちんと管理されていて
安心してお任せできる工場は沢山あります。
(もちろん値段は高いのですが・・・)
いずれにしても、完成した商品は工場で検品をしますが、
会社で管理していた上海の別の倉庫で再度検品、修理をして
日本に輸入して、日本ではさらに検品をしてから出荷をしていました。
それでも稀に不良品が店舗様に納品されてしまうことがありました。
ある時に、あるアパレルチェーン店様の取引先が集まった会議で
各社の不良品の話題になったとき、そのお客様の社長が
こんなことを言っていました。
「アパレルの生産メーカーは不良品に対する意識が低すぎる。
これがもし車とか薬など不良品が市場にでたら人命にかかわる商品だったら、もっと真剣に改善するはずだ。洋服の不良品で命を落とす人が
いないから真剣になっていない」
確かにそうだなぁと思いました。
靴の場合は命は落とさなくても、生産時に使用するタックス
(大きなホチキスの針の様に物、木型の仮止めに使って、
完成までの工程で必ず外す)がそのままになっていて、
お客様に怪我をさせてしまう事がありますが、亡くなった方は
聞いたことがありません。
今は、多くの製品が機械によって作られていますから、
工程での不良品って殆ど発生しないような気がしますが、
どうなんでしょうか? 不良品は機械のパーツを交換する時、とか、機会が故障してしまったときなどに発生すると思います。そこだけは人の手が入りますからね。
ですから、作業マニュアルなどをチキンと整備しますが、
今度はそのマニュアル通りに作業していない、という事例も発生します。
結局、人の手が一番、危ういのかもしれません。
なかなか熟練の職人さんの様にはいきません。
仕事で作業マニュアルなどがあると、いちいち見なくてはいけませんから、とても面倒なので、慣れてくるとマニュアルを見ずにいつもの流れで作業をしてしまいがちです。
そこに油断が発生して、ミスが起こります。
マニュアルとはこういったミスを防ぐために、毎回見ながら
進めていく必要があるのです。
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【千の極意を持つ研修講師】
【まごころ営業コンサルタント】
有限会社種屋 代表取締役 橋本勝彦

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