テレワークの効果
- 橋本勝彦
- 2020年9月8日
- 読了時間: 4分
こんにちは。種屋の橋本です。
特に首都圏では、テレワークが定着しつつある企業様も
多いのではないのでしょうか?
全員が、ではなくても交代で週に3日ぐらい出社して
あとはテレワークにするといった形態が多いようです。
以前も書いたかもしれませんが、仕事は成果を出すために
するものですから成果が出るならどこで仕事をしてもいいと思います。
勿論、個人事業主でない場合、成果のためにチームで、とか、
部署間で連携をとってやらなければいけない仕事がありますので、
定期的に顔わ合わせる必要があるかと思いますが
それもオンラインでやったり、リアルで集まったりの基準を
皆で決めていければいいですね。
新しいことにはメリットとデメリットがありますが
いろいろとお聞きしているとテレワークにはメリットを感じている
企業様が多いように思います。
一番大きくのは固定費が削減できることでしょうか。
通勤費に関しては、就業規則の確認が必要だと思いますが、
月に出社する日数が半分になったら、定期代の支給よりも
実費で清算したほうが安くなることが考えられます。
またいつも出社している人数が半分になったら、
今のオフィスの半分のスペースで良くなりますから
家賃が大幅に圧縮できます。
実際にそういった企業様への対応でコワーキングスペースを
運営している会社の業績は上がっているでしょう。
全員がテレワークなったら、会議などのどうしても集まらなければいけない時にだけ会議室を借りればいいですよね。
使わなくなったスペースに家賃を払う必要はありません。
会議もオンラインでできますから、使い分けも必要だと思いますが、
オンラインでしたらほとんど費用は掛かりませんから
もっと活用できることもあるでしょう。
テレワークとは違うますが、仕事でのオンラインの活用の仕方に
皆が目を向けた結果、効率化が進んでいる事例もあります。
事業所や店舗があちこちにあるような業態の場合、
今までは統括する立場の人が各事業所を廻ったりしていたかも
しれませんし、全体の集まりではどこかに集まらなければいけなかったと思います。移動時間を使って。
今はオンラインでできますので、世界中のどこにいても
全員が顔を合わせて情報を共有したりすることができます。
昔、ある大手の量販店では、月に一度の店長会議は
全国から店長を集めて行っていました。
全員が同時に顔を合わせる、ということは情報が一度に
伝わりますのでメリットが大きいんですね。
そんなケースでも会議をオンラインにしてしまえば、交通費も宿泊費も
出張手当も払わずにすぐに集まることができます。
オンラインの会議をするようになってから、違う事業所の人が集まりやすくまなったので、かえって社内のコミュニケーションが良くなった、という事例もあります。
仕事の仕方はどんどん進化して行きます。
ただ、オンラインになっても相手の方への気遣いは同じか
リアルの時以上にする場合もあります。
メールのやり取りなども一言添えて送るだけで、相手の方に
安心感を持っていただいたり、誤解や間違いをなくすことができます。
結局仕事って、「人」対「人」なんですね。
対お客様も「人」ですし一緒に働く仲間も「人」です。
先日発売になった本では、現時点でのテレワークのマナーを
書いてくれています。
(「超基本 テレワークマナーの教科書」 西出ひろ子 あさ出版)
お客様などへのご案内メールのテンプレートもつけてくれていますので、結構活用できそうです。
多分、今まで自己流で行っていた案内などが楽になると思います。
現時点、と書いたのは、これからもっと皆がテレワークになってくると、
いろいろなことが変わっていきますし、ツールも進化して行くと思います。
先日にバージョンアップされたzoomでは、オンライン会議の
席順を決められるようですね。
これもどこが上座なのか?良く分からなかったりしますが
少ししたら、ルールができてくるのだと思います。
相手の方にわかりやすいように考えておくこと。
これがみんながすぐにできる相手への気遣いですよね!
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