こんにちは。種屋の橋本です。
今年に入り、仕事や生活の環境が日々、大きく変わっています。
ちょっとコロナが落ち着いたと思ったら、また増えたりして
なかなか落ち着かない感じですよね。
新しい働き方を皆さん模索しているところだと思います。
テレワークを一時的に導入した会社は多いと思いますが、
この機会に本格的にテレワークを導入しよう、という動きもあります。
会社からすると、業務に大きな支障がなければ、
パソコンなどのインフラ投資だけを最初にしてしまえば、
あとは大きなオフィスを借りる必要がなくなりますので
家賃や機器のリース料などの固定費が大幅に削減できます。
今はオフィスの移転を仲介するビジネスもでてきています。
(ちょっとセキュリティだけはうまくやる必要がありそうですね。)
現場ではテレワークの仕組みが追いついておらず
かえって仕事が増えてしまった、とか、部署間の連携がうまくいかなくなってちょっとした処理に時間がかかるようになってしまったという
声を聴くようになりました。
今年入社した新入社員の皆さんは、オンラインで研修をし、
ご縁があった同期や先輩、上司とは画面上の会話のみで仕事を始めている人もいるでしょう。
オンラインでの仕事の指示と報告になると、大きな弊害がでます。
それは仕事の全体の流れが見えなくなりますので、
自分が会社のどこの業務に貢献しているのか?が
見えにくくなることです。
折角、就職したのに、毎日、意味の分からない作業ばかりしている・・・
こんな風に思ってしまう人もいるようです。
本来であれば、上司や先輩が一日に何度もフォローしながら
沢山の仕事を覚えていく大切な時期ですから、
オンラインになっても、しっかりフォローしてコミュニケーションを
とっていただきたいなぁと思います。
中小企業にとって新入社員が入るって未来への投資の意味合いが
大きかったりします。
現状でもある程度業務は対応できているが、今、人を育てていかないと5年後に困ってしまうとか。
ですから、入社してすぐに沢山の業務をお願いできるか?というと
なかなかうまくいかない場合があります。
すると折角入社したのに、手が空いてしまうことになりかねません。
リアルであれば、先輩に同行したりして仕事をしながら
いろいろと覚えていきますが、オンラインでは、
ある程度の指示を与えて作業をしてもらって、終わったら、
報告をしてもらう。
こんな感じになっているかもしれませんね。
ここでも大切にしていただきたいのは、
コミュニケーションです。
オンライン化が進めば進むほど、コミュニケーションが取れる上司と
取れない上司の差が出てくると思います。
上司や先輩は、とくに用事がなくても、部下にコンタクトを取って
コミュニケーションをとっていただきたいですね!
何か上司から依頼された仕事をしてメッセージやメールなどでお礼を
言われるのと、画面越しですが、直接言われるのと
どちらが嬉しいでしょうか?
対面であればその場ですぐに言えた「ありがとう」を伝えるために
オンラインでコンタクトを取ることは面倒ですが、部下の気持ちを
考えたら、ここの手間を惜しまない方がいいと思います。
コミュニケーションは回数ですから、
一日に何回か時間を決めて定期的に進捗確認をするとか、
部署のみんなでコミュニケーションをとる時間を決めておいて、
顔をあわせる、とかできるといいと思います。
個人面談なども定期的に始めるチャンスかもしれません。
オンラインでの面談は意外と本心を話してくれる、と言われています。
これは、会社やカフェなどでの面談だと、どうしても周りを気にして
本心を話しにくいからだと思います。
自宅などでしたら、誰にも聞かれずに、またリラックスした状態で
話をすることができるのです。
上司も部下もリラックスして本音で話すことができれば、
リアルの面談よりも人間関係が良くなる可能性もありますね。
どちらにしても、新しい形でビジネスを進めていかなければ
いけませんが、仲間とのコミュニケーションだけは
意図的に取るようにして、進めていきたいですね!
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