こんにちは。種屋の橋本です。
今は何でもデジタルで対応することができます。
デジタルの方が手間がかかりませんし、コストもかかりません。
・本→Kindle とか
・レコード(懐かしい)→カセットテープ(知ってる?)→CD→ダウンロードして
・手紙→メール→lineとか
・電話も→メール→lineとか
・ビデオ→レーザーディスク(ビデオディスクというのもありましたね)
→DVD→webでいろいろある・・・
物も食べ物も簡単に買うことができます。
とても便利になります。
こんなことを書いていますが、僕はろくに使えていません。。。
かなりアナログ派です。
やっぱり本は紙が好き(^_^)
人って、誰かに何かをしてもらうとき、手間をかけずにしてもらうことが
嬉しいのか?わざわざ手間をかけてくれた方が嬉しいのか?という
お話です。
多くの場合
人はわざわざ何かをしていただくととても嬉しく思います。
むかーしむかしは、例えば彼女の手作り料理に憧れたり、
手編みの手袋に憧れたりしましたね😁(男性目線ですいません)
では営業がお客様と接するとき、便利だからと言って
伝えることが楽な手段を使うと、どうなるのか?
実はどうにもなりません。
が、多くの場合ライバル会社も同じことをしていますので、
特別扱いをしていただくこともありません。
誰でもしていることをしただけです。
ある会社ではお中元とお歳暮の時期に、社長が自ら
「わざわざ」花をお客様にお届けしているそうです。
お客様はこの「わざわざ」来てくれたことに感激します。
ちょっと書類を提出するために、郵送ではなく
直接お届けする、とか
お客様の会社の近くに行ったら、立ち寄ってみるとか。
こんなことの積み重ねがライバルとの差別化につながります。
そういえば、以前、社内で終日の研修を
していたときのことを、思い出しました。
その研修は、あるコンサルタント会社さんの指導のもと、行っていたのですが、いつも来てくれていた指導員の担当者様が交代し新しい方が来てくれていました。
前任の方がとてもいい人だったので、皆、さみしがっていました。
今日はどこにいるのか?と聞くと仕事で別の会社に
行っているようでした。
その研修もカリキュラムが進み、皆の頭の中が煮詰まってきたころ、
なんとその前任の担当者様が、会社に来てくれました。
聞くと前の仕事が終わり、会社に戻る前に
少し遠回りして様子を見に来てくれたんです。
お忙しいらしく10分ぐらいしかいませんでしたが、僕だけでなく、社員が皆、そのあたたかい気持ちに感激してしました。
こういった心遣いって
やっぱり嬉しいですよね。
そしてこれってデジタルでできるものではありません。
お客様に喜ばれる営業になる秘訣は
お客様のために「わざと」手間隙をかけることなんです。
自分のために「わざわざ」何かをしてくれる事がうれしい。
僕は誰かからお名刺をいただくと、お礼の葉書を出す習慣があります。
もう7~8年ぐらい前からずっとです。
それまではお礼のメールを送っていましたが
やっぱりアナログの方が感謝が伝わるんですね。
この習慣は目立とうと思って始めたわけではなく、
会社員時代に新規開拓を始めたころ、お客様からお名刺をいただくことがとても大変だったんですね。
それまで担当していた既存先様は当たり前のように名刺交換を
させていただいていましたから、ご縁のありがたみがわかっていなかったんです。
それで、感謝の気持ちを伝えるために葉書を書くようにしたんです。
葉書は大枠のデザインだけは作ってありますが、
住所もお礼の文章も手書きです。
僕は字が上手ではありませんが、心を込めてできるだけ丁寧に
書くようにしています。
実は葉書を出したからと言って売れることはありません。
ただ、お客様に覚えていただける、ということは多いです。
やっぱり気持ちをお伝えするにはアナログ何だなぁと思います。
先日、新しい葉書のデザインをいくつか作りました。
沢山のご縁にありがとうを伝えたい!
今はなかなかリアルで人にお会いする機会が少ないので、
特にそう思います。
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