こんにちは。種屋の橋本です。
新しいことに対して、中々最初の一歩が踏み出せない。
そんなことって結構あります。
理由はそれぞれ、面倒くさかったり、失敗を恐れて躊躇していたり。
やろうやろうと思っていたのに・・・
仕事の場面では、スタートの早さによって、チャンスを潰してしまったり、チャンスが生まれたりします。
新しいプロジェクトを始めるときに、事前の調査や仮説に時間を
使ってしまい、スタートができない企業と
とりあえず最低限の仮説をしてスタートしてしまう企業。
比べてみると多くの場合、まずスタートをしてしまう企業の方が
成功する可能性は高くなります。
どうせ100%の計画は作れないのです。
それならばまずスタートしてしまって、期中で検証し軌道修正していくことに注力したほうがいいですね。
P(仮説)→D(実行)→C(検証)→A(改善)を早くスタートして、
早く回すことが大切です。
研修などで半期の行動計画を作成するのですが、初めて計画を作成するチームでは新しい行動目標の意見が出てくると、皆不安になり、
なんとなくやらない言い訳を考えだしたりしてしまいます。
「でも」の連発・・・
こんな時は、少し後押しするために
どんな目的のためにその行動をするのか?共有してみると、
まずやってみようという雰囲気に変わってきます。
まず初めてみて成果が出なかったら、やり方を検証して
修正をして続け、一定期間効果がなかったら、やめればいい。
そのやり方では効果が出なかった、とわかっただけプラスです(笑)
僕が靴の営業をしていた時、作ったブランドの商品を取り扱って
頂くために、都内のいくつかのブランドに合っていると思われたエリアで飛び込み営業をする計画を立て実行しました。
原宿、自由が丘、下北沢、吉祥寺・・・
しかし成果は全くえられませんでした。
最初の仮説は大きく違っていたことがわかりました。
そこでターゲットを見直し営業エリアを
郊外のショッピングセンターに変更して
アプローチ方法を変えたところ、少しずつ成果が出てきました。
効果が見えたので改善しながら続けていくと
大きなお取引が生まれてきました。
そう、まず仮説を立て、行動してみてから検証をして行動を
修正したんですね。
こうやってPDCAを回して成果を出していきました。
最低の計画も作るのが大変という人は先に大きなゴールを
決めてしまって逆算しながら進めていくといいですね。
靴のブランドで販促計画を立てたとき、簡単な計画だけを打ち合わせして、すぐに一番大きな展示会に出展の申し込みをしてしまいました。
まず行動してゴールを先に決めたんです。
それから数カ月後の展示会でしたので、レイアウトや演出、集客など、
一気に進める必要がありましたが、この一回の展示会に出たおかげで
次回からの展示会やブランドに対する仕事の内容が大きく変わり、
効果的なものにしていくことができました。
また、今の仕事を始めたときも、まずセミナーをやってみよう、と思い
すぐに会場を探して申込をしました。
セミナータイトルも決めていなかったのに(笑)
そこから一気にタイトルを決め、集客など準備をしっかりとして
開催しました。
もちろん、せっかく大切な時間を使ってセミナーに来ていただくのですから、その時にできる一番の内容をお伝えするつもりで、
必死に内容を考えて当日を迎えました。
無事に開催して皆さんからのご意見などもお聞きできたので、次回以降の改善ができましたし、次の仕事のステップに進むことができました。
行動にすぐに移せない人は意外と多いものです。
そんな人にお伝えしたいのは、
ムチャだと思えるスタートだと思ったとしても
目的、目標を見失わなければやらないより、やった方が
絶対にいい、ということです。
行動をすると、その行動の波紋は絶対何かに伝わります。
その繰り返しでご縁が生まれ、ビジネスは次のステップに進みます。
はじめの一歩。すぐに踏み出しましょう!
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