こんにちは。まごころ営業コンサルタントの橋本勝彦です。
お店や会社にお客様が来てくれるってとても嬉しいですよね。
特に店舗ではお客様が来てくれないと事業が存続できませんから
何よりも大切です。
僕が最初に配属された営業所はとても不便な所にありまして、
都内でしたが、お客様を最寄り駅まで車で迎えに行かなければいけない距離でした。
(その最寄り駅までも交通が不便で行きにくかったんです)
ですから、ショールームがありましたが、お客様はほとんど来てくれませんでした。
浅草の本社勤務になってからは、駅から徒歩10分ぐらいの場所でした。
ブランドを作ってスタートしたこともあり、社内にショールームを作りまして、いろいろなお客様が来てくれるようになりました。
浅草は靴のメーカーさん、問屋さんが沢山ありましたから、
お客様も来やすかったんですね。
ところで、皆さんは
「出迎え3歩、見送り7歩」という言葉を聞いたことがありますか?
昔から商人の世界でお客様のおもてなしの第一歩ということで
言われていますが、お客様が来られたら3歩進み出てお迎えして
お客様がお帰りになるときは7歩先までお見送りをする。
よくドラマなどで、料亭や旅館のおかみさんが、お客様の車が
見えなくなるまで見送っている光景を見ます。
それだけ見送りって大切なんですね。
これって会社でもできますよね?
実は僕がこの言葉を知ったのは去年の事でしたが、自然と会社員時代に行っていたことに気が付きました。
いつもメールと電話でやり取りをしている方が会社に来てくれた時。
会社では無人の受付で内線をかけていただくようになっていたのですが、必ず僕のお客様は僕が出迎えるようにしていました。
これはお客様からすると初めて訪問する企業で知っている人が
出迎えてくれたら安心するだろうなぁと思っていたからです。
自分だったら?と思うとよくわかりますよね。
またお帰りの時は僕が働いていた会社から浅草駅に行く際は、1ブロック歩いてT字で大通り突き当りますので、お客様はその大通りをどちらかに曲がります。
お客様のお見送りは、そのT字の交差点をお客様が曲がって
見えなくなるまで、会社の前でお見送りをしていました。
部下と同席の商談をした際は部下と共にです。
これはその前の営業所時代にお客様が全然会社に来てくれない頃を
知っていますから、会社までお客様が来ていただけることが
本当に嬉しく、感謝の気持ちでお見送りしていたんです。
もう習慣になっていましたから、最後まで感謝をお伝え出来るっていいなぁと思っていたのですが、お客様にも喜んでいただけたようです。
それがある時、上機嫌の社長に褒められることになりました。
どういうことかというと社長がある会合で、会社に来てくれたお客様の社長に会ったそうなのですが、その際、
「お宅の会社はちゃんとしているねぇ」って褒められた、というのです。
「きちんと出迎えてくれるし、最後まで見送ってくれるしすごい社員教育だねえ」
冷静に考えると、社員数が20人ぐらいの小さな会社が
お客様に「ちゃんとしている会社」と思っていただけるって
最高のブランディングではないでしょうか?
僕はただ、感謝の持ちを行動で表しただけなんですけどね。
このようにお客様に感謝の気持ちを伝えるとか行動で示すことでこんなことが起こるんです。
多くのお客様は口には出しませんが、伝わっている方には
しっかりと感謝は伝わっていると思います。
誰かに感謝伝えることって、感謝されたほうだけでなく、
感謝を伝えたほうも嬉しくなれるんですよね。
ですから、僕はいつもいろいろな人にありがとう、を伝えています。
もっともっと沢山の人に感謝を伝えていきたいですね!
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【千の極意を持つ研修講師】
【まごころ営業コンサルタント】
有限会社種屋 代表取締役 橋本勝彦
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