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執筆者の写真橋本勝彦

あなたにとってのお客様は誰ですか?

こんにちは。種屋の橋本です。


今日はこれから、あるところで、セミナーを行います。


基本はオンラインで、ご希望の先着数名の方のみ

リアルで聞くことができる形式になっています。


先日、リアルのセミナーを久しぶりに行いましたが、

感染対策で僕はマスクをしていました。

声が通りにくいので、マイクも使わせていただいたのですが、

やっぱり何かをお伝えするときに、表情って大切だよなぁと思い、

クリアのマウスシールドを用意しました。


しばらく、これを使ってお話しをしていこうと思っています。


さて、今日のセミナーの内容は時間の有効活用です。

仕事中の無駄な時間を無くして会社にとって一番大切な事の為に

使いましょうとお話をします。


僕は、営業の経験が長く、営業を教えるプロなので、どうしても営業の目線でお話したり、資料を作ったりしてしまうのですが、

ふっと気がつきました。


今回のセミナーはどこにも「営業」とは書いていないので、

社内で仕事の効率化などを推進している方も参加されるのでは

ないか?ということにです。


会社の全体で考えると、社内業務を効率化して時間を作り、

その時間をお客様接点に使うことで業績が上がってきます。


では、非営業部門にとってのお客様とは誰でしょうか?



僕が以前働いていた会社で、効率化の研修を行っていた時に

同じような話になりました。営業じゃないので、お客様がいないと。


そこでこんな風に考えてみることにしました。


非営業部門はどこから仕事がくるのか?と。


僕がいた会社は少人数でしたので、部署も営業とサポートの二つだけでした。サポートは総務、経理、電算、物流他、営業以外の仕事全てを行っていました。

そこでサポートチームは自分達は営業から仕事が回ってくる、

そして営業活動をサポートしていくことが仕事、と考えたんですね。


サポートにとって、お客様とは社内の営業と考えることで

業務の効率化の目的がはっきりした、と言っていました。


営業の責任者だった僕からすると、とてもありがたい気づきであり、

またそこまで、バックアップをする気になってもらえていたら、

絶対に成果につなげないといけない、というプレッシャーも感じました。



もう少し規模の大きい会社では、自分の部署を取り巻く

他の部署がお客様、と考えてみるといいかもしれませんね。


あっ、勘違いしてはいけないのは、お客様のために営業は

仕事をしますが、なんでも言うことを聞く、とか変な上下関係が

出来てはいけません。特に社内では。

あくまで対等です。社内で偉い部署なんてありません。



自分達の仕事を引き継いでくれる部署や自分たちに何かを

依頼してくれる部署を形式上、お客様と考えると、

仕事を頼まれやすい環境を考えたり、次の部署の仕事がやりやすくなるようにしてから受け渡したり、を考えするいいですね。



あくまで考えないといけないのは、会社全体をみた効率化。


極端なお話ですが、非営業部門で効率化が大きく進むと、

スタッフを営業に配置転換できるかもしれません。


営業の人員を増やせたら、単純にお客様との接触回数が

増えますから売上を上げていくことに直結することができます。

お客様を増やしたり、一人のお客様に使う時間を増やすことが

出来るんですね。



このように考えると、会社ってやっぱりいろいろな部署が

同じ目的に向かって力を合わせていく必要がありますよね。


自分が、自分がでは大きな成果に結びつけることが

難しくなることがよくわかります。



自部署と他部署があって、お互いの事を考えられるから

会社の仕事はうまくいきます。


人と人も同じですね。


自分と誰かが相手の事を考えて行動をするから、

社会が成り立っています。


自分だけの事を考えていたら、うまくいかないのです。







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