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執筆者の写真橋本勝彦

『心のお話』信じた先にあるものは?

こんにちは。まごころ営業コンサルタントの橋本勝彦です。


自分を信じるって簡単なようでとても難しい。


それでも何も根拠がなくても、自分の思いを信じられることってあるんです。


今、思うと自分でも不思議な体験ですが、自分を信じ切れたお話です。



僕の子供達がまだ小さかった頃のお話です。

長男が4,5歳かな。下の子は歩けましたが、ちょっと歩くと「だっこ!」と

甘える感じでした。



その日はお天気も良く、桜が丁度見ごろ、ということで家族で自転車で30分ぐらいのところにある大きな公園に行きました🌸



野球場が4面もあったり、テニスコート、体育館やバーベキュー施設などもある大きな公園です。



子供達のお気に入りは遊具が沢山ある一角で、その日も

滑り台やロープで作られたジャングルジム、ブランコなどで沢山遊び、僕達夫婦も子供達に付き添って、遊ぶ様子を楽しんで見ていました。


暫く遊んでいると、子供たちの興味は遊具よりも沢山生えている木々や満開の桜の方に移っていきましたので、みんなで公園の散策に行きました。

散策と言ってもそれほど歩けるわけではありませんから、近くの大きな木の近くまで行って見上げたり、落ちている枝を拾ったり・・・・


よくある風景ですよね。


しばらく歩き回り、ちょっと子供達が疲れてきたかな?という頃。

パパもママも一瞬、気を抜いてしまったのだと思います。



さっきまで近くでちょろちょろしていた長男の姿が見えません。


パパは長男はママと一緒にいると思っていて、

ママは長男はパパと一緒にいると思っていた。。。


慌てて周りを見渡してもどこにも見当たりません。



すぐに、夫婦で捜索を始めました。


僕は下の子を抱っこしたまま。


自転車を置いたところ、先ほどまで遊んでいた遊具のところ。

ボール遊びをしていた広場のところ。


どこを探しても見当たりません。


人も沢山いる公園ですから、事故なども心配です。



ただ、不思議な事にその時、僕は自分でもびっくりするぐらい落ち着いていました。



そして何も根拠がないのに、娘を抱っこしてある方向にまっすぐ歩いていきました。

本当にそこに息子がいることが分かっているように。



それまでその公園では一度も行っていなかったエリアです。


なぜかわかりませんが、「こっちにいる」という確信があったんです。

そして何かに導かれるように真っすぐその広場を歩いていきました。


途中で、根拠もないのに妻に多分こっちにいるから大丈夫だよ、と

ラインを入れてどんどん歩いていきました。


娘とは「お兄ちゃん、足が速くなったねぇ」なんて普通の会話をしながら。



10分ぐらい歩いたでしょうか?


この公園で一番桜が咲いているエリアに入り、少し歩くと、

やっぱりいたんです。


前から息子が得意気に真っすぐ僕の方に歩いてきました。


多分、途中で拾ったのでしょう。

木の枝を剣の様に掲げて🗡


息子の生まれて始めての小さな冒険はここで終了です😁




これだけの時間、一人でいることは初めてだったと思いますが、

泣いてはいなくて、逆に冒険を楽しんでニコニコしていましたね(笑)


まだ小さかったので言葉にはできませんが、必ずパパかママが

迎えに来てくれる、って確認していた気がします。


普通、それだけ独りぼっちでパパを見つけたら走ってくると思うのですが、そこで僕に会うのが当たり前の様な顔をしていましたから。



この時は、自分の「感」を信じました。

そして息子のことも信じました。



なんかそのころから息子って自分の子供ではありますが、

「同士」という感覚だったんですよね。

両親は亡くなった後でしたから男同士の仲間という感覚です。


これは今でも一緒。



あと何十年かしたら、息子が放浪している僕を探してくれるかもしれませんから(笑)何かの機会のこのブログを読んでもらうわいといけませんね😉


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【千の極意を持つ研修講師】

【まごころ営業コンサルタント】

 有限会社種屋 代表取締役 橋本勝彦



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